今回登場する松本誠二さんは、
スバル代行という会社の社長をしながら、
ソーシャルネットワークやラジオのパーソナリティなどで
発信をすることによって、さまざまな方とのつながりを深めている方です。
今回は、彼に「つながること」「はたらくこと」について聞いてみました。
名前 | 松本 誠二 |
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職業 | 代行業経営、「松本誠二」 |
趣味 | 料理と妻 |
略歴 | 96年 ㈲スバル代行入社 |
イ:今現在個人の展開では、有料メール、フェイスブック、ラジオなどのパーソナリティなどが中心ですか?
松:パーソナリティは1円ももらっていないです。スバル代行の広告という位置づけですから…。
イ:いつから始めたんですか?
松:1年半前かな。
イ:反応は?
松:ありましたね。ヘビーメタルの専門番組だったんですけど、そういう番組ってないですから、かなり反応がありました。
イ:どういう人から?
松:自分で言うのも恥ずかしい話ですけど、僕のやることなら何でも興味があるみたいな人、ちょいちょいいるわけですよ。「誠二さんが今度はラジオ?」みたいな…。インターネットラジオ使って、横浜とか大阪とかで聴いている人がいましたから、そういう今までネット上で、僕の文章しか読んでなかった人たちが、声が聴けるみたいな反応です。
イ:新しい人も取り込むし、ディープな人たちにはより熱狂させるメディアとして使える。それは計算してたんですか?
松:今にして思えば、そういうことを感覚でビビっとやっちゃってたみたいです。結構計算されているなぁと思いますけど、当初は自覚はしてないです。
イ:なるほど。一般ウケするものじゃなくて、少し尖っているものを、より尖がらせようと…。
松:そうそう。
イ:その尖がり部分がどんどん突き進むと、また熱狂的な人たちが、ポツポツ増えていくということですね。やってみたら、結果的にこういうものを取り込めた、ああいうものも取り込めたみたいな形になっていくんですね。
松:そうですね。
イ:さっき、県外の人が声を聴くという話がありましたが、それは、何かで繋がって松本さんに興味を持ったということですよね。その人たちの中には、業界の一線で活躍していたり、尖ったりしている人たちがポツポツいると思いますが、その人たちのアンテナに自分が引っかかっていると思うと、ものすごく自信になりませんか?
松:それ、すごくあります! 自信にもなるし、満足感がありますよ。
イ:全国区になり得る力がある、そのバロメーターみたいなものですね。
松:それも、今自覚しつつあるところで、東京のセミナー、フェイスブックの出版のセミナーなどあって、そういう所にいくと、フェイスブックやってるからっていうのもあるんですけど、かなり有名な人から「いつも楽しいですね。」とか話かけられたり、著名な人、本出して活躍しているような人と繋がることができる。これは、ミクシ―とかブログではなかったことです。そんな人たちが、情報をくれたりするんですよ。そういうのって、「すごくいいな」と思います。自分の今後を考える意味でも…。楽しいし、使っていきたいなと思っています。
イ:そういう人たちは、自分のアンテナにかかるだけの価値があると判断するから繋がるわけですよね。 自分にとって価値のあるもの、共感できるものや刺激を与えるものを受信して、更に強いネットワークを構築していくということだと思います。松本さんは共感されているから「その中に入ってもいいよ。」ということになりますね。
松:そりゃ、ありがたいです。
イ:これは、今後出版するとか何か行動を起こすにしても、「そのレベルにあなたは達していますよ」という承認を得ていることに近いですね。
松:そうですね。その予備軍みたいな感じで。ありがたいと思っています。
イ:そうなってくると、「本業のスバル代行はどうでもいいや!」ということになりませんか?
松:ん~、そこは難しいところで、今やっている有料メルマガの収入なんて微々たるものなんですよ。これで食べていけるなんて安心感は1ミリもないわけです。だから、現時点では本業はやらないといけない。代行はまだまだ生活するための基盤なんです。はっきり言えば、やりたい仕事ではないですから、ストレスはあります。だから、「『松本誠二』を頑張りたい」というのはありますけど、なかなかバランスがうまくいかないというのはあります。
イ:そうすると、社員は「社長は熱意があまりない」って感じるんじゃないですか?
松:別に社員は、そう思っても困らないんじゃないかな。会社として十分機能しているから。面白くないと思っている人もいるかもしれないけど、「やることやってるからいいでしょ」みたいな感覚はありますけど…どうなんですかね。社長として雇用を確保して、お給料をちゃんと払った上でやりたいことをやっているというのは、間違っているんですかね…。
イ:社員の評価は気になりますか?
松:ん~。どうなんでしょうね。今のうちの従業員で、「社長最高だ」とか、「尊敬している」と思ってる人は、たぶん一人もいないと思いますね。でも、私が理不尽なことを言うことはありませんから…。
イ:そういえば、従業員の運転手さんが「社長はいろいろなメディアに出て、お客さんを引っ張ってくるのが仕事ですからね。」って言っていたと聞いたことがあります。これは、一人でも理解している従業員がいるということですよね。良かった。(笑)
松:(笑)
(取材/2012年7月14日)
有限会社スバル代行
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松本誠二
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