こどものような仕事選び
七夕で園児が短冊に、
「お菓子やさんになりたい」
「バスの運転手になりたい」
などと書いているニュースを見ました。
あたり前ですが、こどもは自分の知っている身近な職業しか書きません…ていうか書けません。
「外資系証券会社ではたらきたい!」
「居酒屋さんの従業員になりたい!」
なんてあり得ないですよね。
でも、これを微笑んでばかりもいられません。
おとなも同様の職業選択をしているからです。
意外と自分の理解できる職業は少ないもので、知っている範囲で仕事を選択してしまいがちです。
これは、「それ以外の就職の可能性を考えない」ということですから、そういう視点で就職活動をすると、就職の可能性は低くなってしまいます。(というか、すごくもったいないことです。)
まずは、現在の自分にできる、できないは考えないで、視野を広く持つことが大切だと思います。
それと、できそうもない仕事や、やりたくない仕事を最初から否定しないことです。
「どういう人が求められているのか?」
「自分に足りないものは何か?」
「なぜやりたくないのか?」
「面白い部分もあるんじゃないか?」
などなど、いろいろ考えてみることです。
それが、可能性を広げることにつながっていくはずです。
(2012.7.10)