志望理由で言ってはいけないこと

面接時の「志望理由」は、当然聞かれる質問ですが、たとえば書店志望で、
「本が好きだからです!」
とか、雑貨屋志望で、
「貴社の雑貨のファンだからです!!」
などという答え方をしてはいけません。

なぜなら、
「書店志望で本が好き、雑貨屋志望で雑貨好きは、あたり前のこと」
だからです。
ですから、当然のことを志望理由にされても、採用担当者の心にはまったく響かないのです。
おそらく、その時採用担当者の方は笑顔なんでしょうが、心の中では、
「(書店志望で)本が好きなのはあたり前だろッ!」
と思っているのかもしれません。
(この場合、採用される可能性は低くなります。)

採用担当者が聞きたいのは、
「好きなことを前提とした上での志望理由」
なのです。
それは、たとえば…って、具体的にお話するのはやめておきます。
(そのヒントは、道場上(←言いづらい)で追ってお伝えしますね。)

面接時に頭の中に入れて置かなければならないのは、
「採用担当者は、自らした質問の答えを想像する」
ということです。
それを「いい意味で裏切る」ことが重要です。

これは、なかなか難しいことのように思われますが、
「自分のことばで話す。伝える」
ということでいいのです。

(2012.07.03)