2003年04月18日(金)
五右衛門

私の実家には「五右衛門風呂(鉄釜のような風呂)」があります。ユニットバスを壊してまで作った父親自作のこの風呂は、体育座りしかできずいささか窮屈ではありますが、鉄釜から染みる温かさはユニットバスでは味わえない趣があります。

話は変わりますが、昨日鳥取環境大学 加藤学長の講演を聴く機会があり、その中で 「文化(文明)が進歩した時、人間の能力は退化している」 との話がありました。

この言葉を聴き、なぜかすぐに「親父の五右衛門風呂」を思い浮かべました。

便利さや心地よさを追求した結果、たとえば「温かい」という感覚も画一化してしまい、「能力の退化」もさることながら「五感(感覚)の退化」も進んでいるような気がするのです。

そういう意味では「五右衛門風呂」も「退化を退化させる」という別の効能もあるようです。



2003年04月16日(水)
素顔

岩手県議選でトップ当選した覆面レスラー ザ・グレート・サスケ氏。テレビに映し出されるその特徴は、

・しゃべりが妙に庶民的。口数も多い
・しゃべる時必ず「手振り」がはいる
・低姿勢
・マスクから垂れ下がった「髪もどき」がやけに長い





















・・・これらの条件を満たす「仮面の下の素顔」って、もしかしたら・・・
























































武田鉄矢?





(んなわきゃない / タモリ)




2003年04月15日(火)
癒し(いやし)

どうも最近の「癒し」の流行には引っかかるものがあって、巷の「癒し」のほとんどは、「『癒し』という名の自慰行為」なんじゃないかと思うのです・・・。

「癒し」を提供している人たちは、何によって「癒される」のか。それもまた知りたいところです。



2003年04月09日(水)
アトム

4月7日は「鉄腕アトムの誕生日」ということで、あちこちでイベントが開催されたようですが、作者である手塚治虫先生は私が中学時代からの憧れの人です。

医学部を卒業して、医者への道が約束されていたにもかかわらず、当時はまったくアウトローの世界といえる漫画の道へ没入して行ったということだけでも凄いことなのに、先生は更に漫画が「日本独自の文化」と言われるまでに地平を切り拓いて行きました。

一個人の力でこれだけのエネルギーを発散させることができたなんて、まったく奇跡としか言いようがありません。

先生はあるインタビューで、「戦後の混沌とした何もない時代にスタートできたことが幸いした」と語ったことがありますが、謙遜を差し引いても「逆境」が先生に力を与えたことは間違いないようです。

現在の日本を取り巻く環境を「戦後」にたとえる方がいらっしゃいますが、それが日本人にとっての「逆境」であるならば、それを軽々と乗り越える10万馬力の力を身につけたい。

アトムの誕生日にそんなことを感じました。



2003年04月05日(土)
質の追求

ファミリーレストランを展開する ジョナサン会長 横川竟さんのインタビュー記事を読みました。(日経ビジネス03.4.7号)
ジョナサンが、売上高・収益力よりも品質を追求し、「食の安全」でリーダーシップを取っているということが誌面から充分伝わってきました。

「利益のために品質を落とすことはしない」 ということを口にするのは簡単で、そういったイメージ戦略を重視している企業はたくさんありますが、私の知る限りそれをとことん追求している会社はほとんどありません。

インサイトは小さな会社ですから、同業他社はすべて売上・収益力で上回っています。ですから、インサイトが生きのびる道は「品質を追求する」 ことしかありません。それを続けなければ「わけのわからん会社が粗悪品を売りつけている」 ということで即退場です。

インサイトの行動の基本である「公明正大(フェアであること)」 とともに「品質を追求すること」 を忘れてはいけないと改めて感じました。



2003年04月04日(水)


昨日、自動車免許の更新に行き、更新された免許の写真を見ると、

「これ俺? これが俺???」

って感じでした・・・。

最近自分の写った写真をまじまじ見る勇気がなくなってきたのですが(←それが「勇気がいる行為」であることが哀しい・・・)、唯一確信を持って言える事は、
「『男の顔は人生を映す鏡である』という定説は間違っている」ということでしょうか・・・。



2003年04月01日(火)
別れ

新年度にあたり、インサイトでも出会いと別れがありました。
別れの中でも、更なる飛躍のために別れるという「うれしい別れ」もありますし、インサイトが力不足であったための別れもありました。

いずれにしても言えることは、「それぞれが力をつけてく」ということで、一歩前へと進み続けて新しい出会いを求めていかなければならないと思います。



2003年03月27日(木)
ほんとうの勇気

会社の車(マーチ)を運転していると、たまに後ろから煽られたり、隣の車線から急に割り込んできたりする車がありますが、私はここではっきりと言っておきたい!


(煽ったり、割り込んだりする)

そこの人!!


















それがベンツでも同じことをする勇気があなたにはありますか?



・・・あるんだったら別にいいッスけど・・・。



2003年03月26日(水)
値決め

「値決め」 というのは会社を経営するにあたって非常に重要な行為です。

京セラの稲盛和夫さんは値決めの重要性について、「お客様も喜び会社も儲かるポイントは一点である」 とおっしゃっていますが、まったく同感です。

ただ、その「一点」を探すのは非常に骨の折れる作業で、私は自分なりに値決めの根拠を積み重ねる作業で2週間以上検討したこともあります。

そういう体験から、見積を請求した時に「どういう根拠でその値段になるのか」 という理由が非常にあいまいなものを提示された時、そういう会社の姿勢を非常に残念に思うのです。

安くても高くても、「なぜそういう値段になるのか」 をきっちり説明することができなければ、それは「値決め」 とはいえません。



2003年03月24日(月)
一号線

沢木耕太郎さんの新著「一号線を北上せよ」 は中年世代以上の旅情をかきたてる作品です。

私も社会人になる前と会社を退職した30代前半にバッグパッカ-風にアジア各地を旅行した経験がありますが、それは「体験を重ねる旅」でもあり、一方で異国の人や文化の温度差は「精神を消耗する旅」でもありました。

ここに登場する沢木さんは、「深夜特急」の頃とは違い、「旅を楽しむ」という余裕を感じさせ、自分もまた以前とは違った感覚の旅がしてみたいと思いました。

いつか実現させたいものです。



2003年03月20日(木)
教育の帰趨

教育についての書類作りに追われて、頭ばかりがフル回転する日々が続いていますが、訓練の分野がパソコンばかりにとどまらなくなり、そろそろ「パソコンスクール」という名称を変更する時期にきているような気がしています。

「教育・研修」という業務分野は、参入が比較的簡単にできますから、この地域でも昨年は業者が乱立していました。

しかし、私の見る限りでは、乱立した結果、受手側が「どの業者がきっちりとした教育をするか」 ということがわかってきた印象を受けました。

おそらく、この1年で「乱立から淘汰へ」 の動きが鮮明になっていくと思いますが、結局残っていくかどうかは 「教育の第一義をあくまで教育として考えているるか、ビジネスとして考えているかの違い」 にあると思います。

そういう意味では今頃意識を変革してもすでに遅く、たとえ現在乱立していてもその帰趨はすでに決まっているのではないかと思うのです。



2003年03月19日(水)

気骨

臨調で活躍された土光敏夫さんのNHK特集再放送を見ました。「メザシの土光」として知られるようになったきっかけを作ったドキュメンタリーです。

玄米とかメザシなど「清貧、質素」が目立つ番組ですが、全編を流れているのは「明治人の気骨」で、凛として私心がまったくないその姿は強く印象に残ります。

「危機」がやたら叫ばれている現在、「気骨」とまではいかないにせよ、せめてそれぞれが「信念」を持つ必要があると思います。

私心が見え隠れする「信念」では人の心を揺り動かすことはできません。



2003年03月14日(金)
ホワイトデー

バレンタインのお返しを一人で買う勇気がないため、子供を連れてファンシーショップへ出かけました。(←情けない男)

「ホワイトデーコーナー」には数人の男性がいましたが、その中の一人、さえない感じの中年男性は、かごの中にたくさん商品を入れて尚何かを物色していました・・・。

「彼は何故あんなにいっぱい 『お返し品』 を買おうとしていたのか?」

(仮説1) ― 可能性80%以上
「おいお前! 暇だったらお返し何か買ってこいッ!!」って会社の人に言われて仕方なく山盛り買っている。

(仮説2) ― 可能性10%前後
バレンタインにまったく縁がなかったが、「モテない」 と思われるとしゃくなのであちこちの店をはしごして見栄を張っている。

(仮説3) ― 可能性5%程度
見た目はさえないが、人間としての魅力があり、本当に山ほどのお返しを買っていた。

今となっては検証しようもありませんが、(仮説3)だったら今時 「心温まるお話」ですよね!

(↑どこがじゃ!!)



2003年02月28日(金)
仕事という芸術

建築家 安藤忠雄さんのドキュメンタリー番組を見ました。
その中で安藤さんは、 「建築は生き物。 だから難しい」 と語っていました。

これはものすごく深みのある言葉で、「建築物を自然と共生させたり、建築の歴史の延長線上に自分の思いを込めた作品を作り上げることは並大抵のことではない」 という意味だと思います。

安藤さんの境地には遠く及ばないものの、私もそういう思いで仕事をしています。

芸術家ではない私たちも、「利益追求のプレハブ思考」 ではなく、「仕事は芸術(自分の作品)」 と考えることが大切なんだと思います。



2003年02月27日(木)
自由への順応

「人間は環境に順応しやすい」
これは非常に良いことでもあるのですが、結構難しい側面も持っています。

たとえば仕事で考えると、厳しい職場環境であればどんな人でもある程度実力以上の力を発揮することができます。さらに進んで厳しい環境でなくても会社が社員の潜在能力を醸成する自然な雰囲気を持っていれば、これは素晴らしい会社であると思います。

反対に、自己管理を主体とした自由な職場環境にすると、ほとんどの人は自分で「緊張と弛緩」 をコントロールできずに迷走状態に陥るようです。弛緩という安らぎの環境に順応してしまい、自ら緊張状態を作り出すことができないということなんでしょうか・・・。

結局、「自由な環境の意味を本当に理解できる人」 は、「厳しい職場環境に順応して戦い続け、自由こそが本当の意味で厳しいものであるということを知っている人」 なんだと思います。

自分もそうありたいと思います。



2003年02月18日(火)

違法駐車

インサイトの駐車場は結構目立つところにあって、違法駐車が後を絶ちません。

1、2時間程度なら我慢するのですが、半日となるとかなりイラついてきます。

今日も営業から帰ると1台の車が駐車していました!

「くそッ!(お下品な言葉)またかッ!!」

キレそうになる気持ちを押さえて、その車をにらみつけると後ろにこんなステッカーが張ってありました。


























































≪世界人類が幸せでありますように≫
















・・・ってお前のおかげで俺は幸せじゃねぇんだよッ!!




・・・って心の中で叫びましたが、ちょっとウケたんで今回だけは許してあげることにしました。

<おわり>



2003年02月15日(土)
矜持

会社を観察すると、それぞれ個性があって興味深いです。
私はよく会社を人間に見立てるのですが、

・実力以上に自分を大きく見せる人
・地味で自己アピールも下手だが、きちんと仕事をする人
・社交的だが裏では姑息なことをしている人
・実力がないが世渡り上手
・裏表なくまっすぐな人

人さまざま、会社もさまざまですが、中小零細企業の場合、経営者の個性がそのまま会社の個性となっているようです。

そして、(本来あってはいけませんが)人にはやはり「付き合いたくない人」がいるように、会社にも「付き合いたくない会社」があります。

その場合、(たとえどんなに利益を生もうとも)インサイトは「絶対に付き合わない」「頭を下げない」って決めてます。
それは、

「矜持を持たない会社(人)は会社(人)じゃない」

と思うからです。

「矜持は利益よりも優先される」 ・・・そう思います。



2003年02月13日(木)
情と理

11年間勤めた会社を辞めた理由を聞かれることがたまにありますが、それを簡単に言えば「情による営業の限界を感じた」 からです。

「情による営業」 は、はっきり言って「誰にでも出来る営業スタイル」 であり、日本人好みの手法です。

一方、「理による営業」 は「提案型、理詰めの営業」 で、これは高度な知識とオリジナリティーが求められ非常に難しい。また、お客様側にもそれを理解できる見識が必要となります。

もちろん、成果さえあげればどちらの手法も否定されるものではありませんが、「理の営業ができる人」 は商品が高度になればなるほど求められる人材であることは間違いありません。そして「理の営業ができる人」 は会社にとって代わりを探すのが難しい人材です。

そういう点から言えば、「情による営業」 を行っている人も「理」 ということを常に意識しないと、自身の存在価値がどんどんなくなっていくという危機感を持たなければいけないと思います。



2003年02月12日(水)
Like a Rolling Stone.

ストーンズのジャパンツアーが来月いよいよ始まります!!(・・・って観に行きませんが・・・)

90年に初来日した時は夫婦で興奮した記憶がありますが、あれから10余年。チャーリーワッツは60歳を超え、ミックやキースも推定年齢58とか59歳になった今でも第一線で、しかもドーム公演をするなんてまったく信じられません。ほんとに凄い。

・・・そこまでの境地へ行かなくても、「転がり続ける」 ことはとても大切なことだと思います。




2003年02月07日(金)
奉行
代官

ある会で「カニ鍋」 を企画して新鮮なカニをたらふくいただいちゃいました!

企画から買い出しまですべてやったのは初めてだったのですが、いるんですね「鍋奉行」 が!! しかも3人!!(10人中)

「カニは鍋底に沈めておくもんだ!」
「いや、ひと煮立ちしてからだッ!」
「キャベツも入れると甘味が出て隠し味になるんだぞ!」
「そんなに野菜を入れたらカニを入れる場所がねぇじゃね~かッ!!」

・・・も~、うるさいのなんの、何も知らない私は、出したり入れたり右往左往しちゃいました・・・。

余談ですが、鍋の仕切り屋さんを「鍋奉行」 と言いますが、こまめにアクを取る人を
「アク代官(悪代官)」 っていうの知ってました? これ言うと結構受けるんですよね・・・。



2003年02月04日(火)
ネタ職人のつぶやき

徒然を書き始めて2年半くらいたちますが、最近特に、

「おもしろいですね~~」 

とか、

「(「お気に入り」に入れて)いつも見てますよ!」

とか声をかけられることが多くなりました・・・。


































「ふんッ!!」





























(・・・(ウケて)当たり前じゃないか・・・)































「(ネタ作りに)毎日何時間かけてると思ってんだッ!!」
(↑ほとんど寿司職人)
















「・・・って、いつ仕事してんだッ!!」
(社員心の叫び)































「・・・すびばしぇん(深謝)・・・。」






2003年02月03日(月)
開放

最近は自重していますが、「何でも自分でやらなきゃ気がすまない性格」 の私は、本来会社を運営するのに不向きなタイプだと思います。

それでも、ある企画を思いついた際には、さすがに「自分一人で考えることの限界」 を悟り、いろいろな方の助言を仰いだのですが、これがもう「目からウロコ」。「(おら一人じゃ)駄
目だぁ~~~(なぜか東北弁)」 と認識しました。

閉じてばかりじゃダメですね・・・。



2003年01月27日(月)
年金危機


ヘッジファンドを特集したテレビ番組を見ました。

ヘッジファンドは、以前相場の影の主役だったのですが、金利低下等により運用先がなくなった年金資金を取り込み、表舞台に出てきたことをリポートしたものでした。

そこに出てくる日本のある年金運用担当者たちは、「自分たちがヘッジファンドに運用を委託するまで、その存在を知らなかった」などと真顔で話していました・・・。

さらに、大切な年金資金をとてつもないリスクにさらしながら、5%程度の運用成果で、「出来すぎだったな」などと喜んでいるのです・・・。(ファンドマネージャーは莫大な成功報酬を得ている)

これは例えて言うなら、「借入先がなくなった事業主(あるいは個人)が高金利のお金に手を出してしまう」 という感覚に近く、非常に危ない行為だと思います。

農耕民族は決して狩猟民族になり得ず、逆にすべてを収奪されてしまう。そんな気がしてなりません。

杞憂であればいいのですが・・・。



2003年01月23日(木)
自己責任


株式投資はこの4年やっていませんが、自己責任とリスクについて身近でこれほど勉強になるものはないと思います。(あまり熱くなってやってはいけませんが・・・。)

今後確実に「自分の資産は自分で守る時代」 が来ると思いますが、それは、運用の選択肢が「普通・定期預金、郵貯」 だけの発想しかできない(思いつかない)方にとってはとても厳しい時代です。

もちろん、リスクを取るか取らないかは個人の自由ですが、「知恵を持ち、様々な体験を経て敢えてリスクを取らない」 ということと、「なんとなく恐そうだから、危険を冒さないで安全を選ぶ」 ということは、結果が同じであっても全く違うものです。

人の生きざまもまた同じことが言えると思います。



2003年01月20日(月)
マザー&カルロス(改)


所用で実家に帰ったら、母に、

「あんたの目つき、日産のなんとかっていう社長に似てきたねぇ・・・。」

って言われました・・・。












「・・・・・・。」


















「カルロス・ゴーン(さん)のことかよ。マイ・マザ―――― ッ!!!」
(しかも「会社の運営手腕」 じゃなく 「目つき」 が!!)





ここで、過去私が「誰かに似てる~ッ!」 って言われたものをご紹介しておきます。(一応の目安として)



10代後半~30代前半
(つまり今のところ人生ほとんどの期間)
大和田 伸也
(水戸黄門の格さん、最近では「真珠婦人」のエロオヤジ役で有名)



20代後半のほんの一時期
陣内 孝則
(今から思えば全盛期)



30代の一時期
ミスタービーン
(仕草が似ていると言われた・・・このあたりからなんかおかしくなる・・・)



・・・そして現在・・・














カルロス・ゴーン
ゴーン
ゴーン
ゴーン
(↑「ゴーンショック」 が頭をかけめぐっている)





いくら結婚して「安全圏に逃げ込んだ」 とはいえ、これから先のことを考えると、





やばいよ!
やばいよ!!

やばいよ~~ッ!!!

(↑出川哲朗 風)



2003年01月15日(水)
オンリーワンか?


人間の心の深淵まで響く表現ができる人はそう多くはありません。更に受け手を熱くさせる人となると、それはもう稀有な存在です。

出版界の寵児、幻冬舎の社長 見城徹さんは、間違いなくその稀有な存在の一人です。彼が発する魂を擦り付けられたような言葉の熱量は受け手を圧倒します。

それに比べて、経済紙などにみられる経営者の言葉は陳腐なものが多く、従業員を鼓舞できるほどの衝撃を与えるものは少ないようです。

今さら 「勝ち組」 「オンリーワン」 などと、手垢まみれの言葉でご宣託されたってしらけるだけです。人を揺さぶる言葉はそんなに簡単に作り出せるものではありません。

零細企業・大企業にかかわらず、経営者は社員に思いを語る前に、「(語っている)自分自身が『オンリーワン』であるかどうか」 を問うてみる必要があると思います。



2003年01月10日(金)
ヒーローの罠


最近の子供番組(特にヒーローもの)は、なんであんなに「見栄えのいい男」 しか出てこないのか?

身長175~180cm(推定)
体重65㎏(これも推定)
やせ型
頬がこけている
笑顔に白い歯


特に戦隊モノは「ヒーロー全員こんなヤツら(↑)」です。















「・・・・・・。」































「そんなヤツらに地球の平和が守れるかッ!!」

「はぁ~~~っ」
「はぁ~~~っ」
「はぁ~~~っ」
(↑興奮して息が切れてる)


だいたい、戦隊モノの5人は、

・リーダーで脂っこいハンサム
・脇をかためるクールな2枚目(腕が立つ)
・猿顔で
力持ちの太っちょ(カレーが好物)
・いつも敵に捕まるおっちょこちょい
・男の子が憧れる美人戦士(多少足が太い)

って相場が決まってます!!


さらに、ここ数年は「見栄えのいい男達」 に加え、敵の女性達の露出度も過激になってきています。

つまり、製作者は、


子供(ヒーロー目的)
おかあさん(変身前の美男子目的)
おとうさん(露出キャラ目的)


の全員を巻き込んだ 「親子丼作戦!」 を展開しており、我々はその作戦にまんまと引っかかっているのです!(私は引っかかっちゃいませんが・・・。)

私の予想では、今後この作戦はさらに進化し続け、


・ロマンスグレーの紳士(戦隊の後見人役)
・とても60代に見えない首領の美人秘書


が登場、年配世代も取り込んでこの大作戦(「三世代親子丼大作戦!」)は完結するのです!



皆さん! 究極の商業主義の罠にかからないように注意しましょう!!



2003年01月09日(木)
セコ目標


同世代の異業種の方と話をしていると、考え方や仕事の手法の違いに驚かされたり感心したりすることが多いのですが、まれに進取の気概がまったく感じられない方がいらっしゃるのが非常に残念です。

一言でいえば 「枯れている」 とでもいうんでしょうか。 そういう方に限って絶対安全圏からいろいろと批判・評論なさる。 批判の対象こそが自分自身なのに・・・。

しかし、そういった方の話を聞くという行為も、自分のバランスをとる意味では重要なわけですから、これからは怒ったり遠ざけたりせず拝聴しようと思います。

これが今年の目標のひとつです(小さいものですが・・・)。



2003年01月06日(月)
新年


新年あけましておめでとうございます




「チャリ~~~ン」
(↑心の中でお賽銭を投げている・・・気持ち45円 )


「皆さんにとって良い年になりますように(+私にも)」
(↑サイト上でお祈りしている)


今年もよろしくお願いいたします!!