むかしのぼやき

2012.8.31(金)

あたらしいはじまり

今日付けで、会社の要をになってくれた仲間が
退職することになりました。
私も過去、事務をする人をたくさん見てきましたが、
能力と人柄のバランスがこれほどとれている人と
一緒に仕事をしたことはありませんでした。
(↑褒めすぎ?)

会社にとっては、大きな力の喪失となりますが、
慰留することなく送り出す、という気持ちになるのは、
仲間は会社の所有物ではないからです。
うまく言えないんですけど、
子どもと同じで、「成人までの預かりもの」
という感覚に近いものです。

それと、彼女に守られていたものを、
今度は他の仲間が守ることになることによって、
みんなが少しずつ成長するってこともあります。
(私もちょっとだけ成長しようと思ってます・・・。)

長い目で見れば、結局、
すべての人にとっていいことなんですね。

そういうわけで、来月から、新しい章が始まります。
至らないところがあるかと思いますが、
ひきつづきよろしくお願いします。

(2012.8.31)


2012.8.30(木)

遺憾の極限

最近、「極めて遺憾だ」という発言をよく耳にします。
よく耳にすると、慣れてしまって、
「極めて遺憾だ」が「良くないんじゃね?」
程度に感じられてしまう。
言葉の重みがなくなっちゃうんですね。

総理は先日、
「どうしちゃったんだろう」という発言をしましたが、
あれは、「極めて遺憾」と「不適切発言」の間の
すごく微妙さ加減がにじみ出ていて、偶然にせよ
「『極めて遺憾』よりも『遺憾』」感が出ていました。

言葉に慣れてくると、「それ以上」の表現は
もはや「造語」しかないような気がします。

(↑オチとして「造語」を考えるんですが、浮かばない)

(2012.8.30)


2012.8.29(水)

乾杯

前田敦子さんがAKBを卒業しました!!(泣)←ウソ

おっさんにとっては、何の感慨もないのだけれど、
20歳そこそこの年齢で、
トップアイドルのセンターを張るというのは、
相当なプレッシャーの克服と、
努力の積み重ねがあったと思います。
すごいことです。

昨日お昼にスポーツ新聞を見ていたら、
結成時の集合写真が掲載されていたんですけど、
かすかに前田さんがいることがわかるほかは、
誰が誰やらわからないし、全員あか抜けない笑顔。
「AKB劇場 初日観客7人」ていうのも頷けます。
月日が流れ、ずいぶん洗練されていったんですね…。

さて、これから彼女たちはどうなるのか?
全然わかりませんが、
「自分たちがやっていることが時代とリンクし続ける」
なんてことはありませんから、いつかは失速する。
彼女たちもそれをわかっているはずです。
だから、生き残っていくために
努力し、克服し、卒業する・・・。

結構、おっさんにとっても学ぶべきことが多い
グループだと思いました。

・・・ていうか、ほとんどのおっさんは完敗です。

(2013.8.29)


2012.8.28(火)

こだわり

依頼されていた仕事に取組む時、
私は相当こだわる方だと思います。
レイアウト、段取り、人員構成、タイミング…
あくまでも「自分なりに」ということなんですけど…。

たぶんそれを「細かい」と感じる人がいると思いますが
これは、「細かい」んじゃなくて「相手への配慮」
だと思ってやっています。

「相手がストレスを感じないように心配りをする」
ということは当然のことで、
そのために、何回も頭の中でシミュレーションをして
漏れがないか確かめる・・・
結局自分がストレスを感じることになるんですけどね。

そんなこんなで、自己満足の仕事(作品)ができる
わけです・・・。

これを他の人にも意識してもらって、
「他者満足」までもっていくのが、現在の目標です。

迷惑?

(2012.8.28)


2012.8.27(月)

24時間テレビの今後を考える

今年の「24時間テレビ」は嵐が出るもんだから、
娘が結構熱心に見ていました。

この番組は、もう35回目を迎えるらしいですが、
その1回目は、私の記憶に残るものでした。
「『てれび』って、24時間生放送できるんだ」
…っていう意味で。

当時は大橋巨泉さんが司会で、番組の最後に、
「福祉は、本来政治が主導すべきものだ」
と話していたことが印象に残っています。

強い思いを持った番組だったんですね…。

あれから35年。番組の最重要事項は、
「誰をマラソンランナーにするか」
「いかに時間ギリギリでゴールさせるか」
更に、放送後生番組を組んで、
「二度おいしいものにする」
ってことに変質してしまったようです。

別にいいんですけど…。

だったら、以前に徒然で話したように、
「福祉と政治をフュージョンさせる」
っていう手法もありだと思います。

以前、衆院選が番組と重なった時、代理戦争として
「鳩山来留夫と宅八郎を走らせろ!」
と話しましたが、今回は、
「上島竜兵と、頭が良くて運動のできないどこかの進学校の生徒会長を走らせる」
っていうのはどうでしょうか…。

もっとグローバルかつ国際紛争的な人選ですと、
「上島竜兵と…」

あまりに危険なので、このあたりでやめときます。

(2012.8.27)


2012.8.24(金)

光陰

証券会社が大量採用をした昭和49年入社組の
その後を追うドキュメンタリーを見ました。
彼らは、すでに60歳を超える年齢で、
中途退社して離転職を繰り返した人、
野村證券から中小証券に移り、営業を続けている人、
そして、野村からソフトバンクを経て、
現在SBI社長である北尾さんなど、
さまざまな年輪を刻んだ人たちが登場しました。

ほとんどの方が、なんだか「たそがれている」印象で、
過去の栄光を懐かしんでばかり。
反面、北尾さんは前を向いていて、大きなスケールで
前進し続けている印象を受けました。
これは、演出なのでしょうが、とても悲しい対比です。

「自分の人生に納得して、今を生きているか」
「人生を納得させて、過去にすがって生きているのか」

決して、今やっている仕事や、持っている金銭の多寡
なんかではなく、「どう生きるか」ということは大切で、
それは、将来を光にも影にも変えるものである
ということを改めて感じました…。

(2012.8.24)


2012.8.23(木)

ちょっとした決意 (突然ですけど…。)

今年に入って、大きな仕事のコンペに参加しましたが、
すべて県外の会社が受注することになりました。
県内業者としては、当社が唯一指名され、
その点においては、前進しているといえるのですが、
まだまだ足りないものが多いというのが実感です…。

「就職支援を極める」
これが当社の目指すところであり、そのためには、
どうしてもこの壁を越える必要があります。
「レベルの高いお仕事は、県外の業者へ」
「そこそこのお仕事は地元の業者へ」
というのでは、いつまでたってもこの地域に
ノウハウが溜まっていきませんから…。

全国のスピード感を意識しながら、
近いうちになんとかその壁のひとつを超えたい。
そういう意識で仕事に取り組んでいきたいと
思っています…。

(2012.8.23)


2012.8.22(水)

「B・R・A・V・O~!!!」

社外にあった施設を、社内に移動したため、
事務所のレイアウト変更をしているところです。
50㎡に満たない部屋の中に、
9名分の机、応接、キャビネット、コピー機…。
まるでパズルを解いているような気分だっての!
…来週までには、なんとか形になりそうです。

そういえば、その一環として、ピンク+花びらで
塗装した事務所の壁。
来客の方で気がつかない方はいないと思うのですが、
いまひとつ反応がありません…。

「言っちゃまずいんじゃないか」
(↑「アブナイ会社」だと思ってる?)
「インサイトがまたやってる」
(↑想定の範囲内=言う必要がない)
ってところなんでしょうが、これから来社される方は、

「ブラボ―― !!!」

のご唱和を、よろしくお願いしますね。

(2012.8.22)


2012.8.21(火)

無限ループ

会社の以前のサイトは、10年間体裁はそのままで、
徒然だけ月に3、4度更新していました。
そのほとんどがネタでしたから、すぐにアップせず、
寝かせて推敲したり、行間や文字サイズにも
自分なりにこだわっていたんですね…。

それと違って、この「徒然」は「ぼやき」ですから、
毎朝その場で考えて、すぐにアップするわけで、
「納得できないもの」がかなり含まれています。
「追われている感」がまだまだあり、
自分の引出しも多くないからだと思います。
「余裕」がないんですね…。

仕事も同じで、追われていると
細部にこだわる時間がなくなります。
でも、その反面、「集中力」が出てきます。
これは、「追い込まれないと生まれない集中力」です。
そこから生まれる結果は、
「意外と良いもの」だったりします。
「余裕」とは関係ないんですね…。

「???」

…「徒然」を考えている自分に足りないのは、
「『余裕』<『集中力』」
ってこと…?

なんだか「ループ状の話」になってきましたな…。

…と、まぁ、こんな感じで、
1日分の話が完成するわけです。

(↑かなり重度のネタ枯れ状態)


PS
「社員の皆さん。今日も1日がんばってください!!」

『お前もな!!』

(2012.8.21)


2012.8.20(月)

いんさいと ほいくえん

会社事務所の壁を塗り直してもらいました…。


ピンクに…。


こんな感じで…。





調子にのって、花びらもいくつか描いてもらいました…。


なんだか、事務所っていうより、保育園ですね…。


事務所っぽくなくて、すごく気に入りました。


気分を一新したい会社におすすめします。


拝藤塗装さん。ありがとうございました!


(2012.8.20)


2012.8.17(金)

会社えらび

職業訓練をする人に対して、地域の方をお招きして
話を伺うという時間があります。

今まで、経営者やアーティスト、就職支援の方など
さまざまな職種に携わる方をお招きしてきましたが、
企業の内情を知っている、税理士と金融機関の方に
「あなたが求職者だとして、就職先を選ぶポイントはどこか?」
という質問をしたところ、二人とも、
「経営者の人柄です」
と答えました。

実際には、求職活動において「経営者の人柄」を
判断することは困難です。
しかし、面接の中で、経営者の人柄を垣間見ることは
できるはずです。
そこで、強い違和感があるようでしたら、立ち止まる
必要があると思います。

就職するにあたって、重要視することは、たとえば
給与、残業、仕事内容などさまざまでしょうが、
長期で勤務したいと思えば、「経営者の人柄」は
やはり最も重視するべきものだと思います。

それが、中小零細企業であれば、
入社後の頑張り次第で、給与・仕事内容などの条件は
報われていくんじゃないでしょうか…。

職業選択やはたらき方は人それぞれなんですが、
私はそう思っています…。

※当社が「いい会社」だと言っているわけじゃありません。

(2012.8.17)


2012.8.16(木)

カツマーであるということ

先週末、知人に誘われ勝間和代さんの講演を聞きに
行きました。
(ゲゲゲのまちづくり~観光地になるということ~)

ビジネス本は結構読む方なんですが、
「勝間本」は手にすることなく、毛嫌いしていました。
生理的に受け付けないタイプなんですよね。
ですから、正直あまり気乗りがしなかったんですが
(足立さん。すいません!)、
これがかなりイケてる講演でした。

ビジュアル、早口はそのまんまなんですが、
自著「有名人になるということ」をベースにして、
境港市の鬼太郎によるまちづくりを
しっかりと分析していて、わかりやすい。
深すぎず、浅すぎずというその分析は、
老若男女の聴衆を意識したものだと感じました。

こういう地方の講演は、ボルトの準決勝レースみたいに
「適当に流して、金だけもらう」輩が多いのですが、
彼女は違っているように感じました。

講演後、著作「有名人に・・・」を読みましたが、
それは、「対価を超えるリターンを相手に与える」
という姿勢と、それにともなう自身の努力を感じる
ことができる内容でした。
(マイケル・サンデルのような自己演出も、
たぶん相当研究されたんだと思います。)

秋元康さんは、勝間さんのことを、
「勝間は『勝間であること』が商品価値なんだ」
と話していたそうですが、確かにそう感じました。

カツマー。侮りがたし。

(2012.8.16)


2012.8.10(金)

 

オリンピック雑感 ②

オリンピック女子サッカー決勝は白熱した試合でした。
…って、一応自分なりに熱くは見ているんですけど、
技術や戦術のことは、何回見てもさっぱりわからず、
ただ、試合経過に熱くなっているだけですけどね…。

私が、いつも試合以上に興味があるのは、
選手の仕草や表情なんですが、今回のオリンピックで
一番気になったのが、女子サッカーのキャプテンを
務めた宮間あや選手でした。

テレビ画像だけでの印象ですが、決勝進出を決めた時、
一番喜んでいないのは、彼女だったように感じました。
金メダルしか眼中にないその淡々とした表情は、
「キャプテンであるから」という理由で、
喜びを隠しているものには思えませんでした。

決勝で敗れた時も、一番泣きじゃくっていた。
でも、表彰台に上がる時は、笑顔だった。
おそらくメチャクチャ悔しい、だけど表情に出さない。
これは、対戦相手に心から敬意を表している
「相手を讃える笑顔」なんだと思います。

(「人物図鑑に登場してくれないかな…無理か。)

オリンピックは世界の頂点を極める戦いであり、
勝敗よりも、その極限の人間模様こそが
見ごたえのあるものなんですね。

「感動をありがとう!(泣)」
なんて言っている場合じゃないんですよ。

(2012.8.10)


2012.8.9(木)

 

「えらい」は「えらくない」

飲食店を全国展開している社長さんが、
「ひとつやふたつの店をやっていて、定休日があって、『(経営が)苦しい、苦しい』なんて言ってるようじゃダメですよ。なにせ相手(全国チェーンの店)は不眠不休。24時間・365日戦ってるんだから。それじゃぁ勝てない。」
とおっしゃっていました。

「自分の会社が潰れりゃいい」
なんて思っている経営者はいないと思いますが、
やはり全国規模で戦っている会社と、零細企業では
「何か」が違うと思います。

当然、両者は目指す山が違っていますから、
エベレストの登るのと、小山に登るのでは、
意識も装備もまったく違うわけで、
両者を比較することはできません。

エベレストに登っている人たちは、
小山なんて視野にも入らないと思いますし、
小山に登る人たちは、
エベレストのに登るなんて端から考えません。

でも、「そういう人たちがいるんだ」という意識は
常に持っておく必要があると思います。
そうすれば「苦しい」と言っている
自分の考えが、少しは変わるからです。

※「えらい」はこちらの方言で「苦しい」ということです。

(2012.8.9)


2012.8.8(水)

 

はたらいて得るもの

徒然でも以前お話しましたが、
仕事のスピードと質は明らかに比例します。
スピードが早く、質が上がると、時間が余ります。
その時間は、早く帰っても、次の仕事を創造しても
いいわけです。

以前、勤めていた会社には、
勤務時間内に余裕で処理できる仕事を、複雑化させて、
それを毎日定時までやっている人がいました。
「何で単純化させて、他の仕事を創造しないのか?」
とも思うんですけど、しないんですね。

おそらく、
「時間の対価としてお金をもらう」という姿勢の人は
「お金をもらうことが目的」ですから、
「仕事を創造する」という意識はないんだと思います。

それに対して、
「成果の対価として何かを得る」という姿勢の人は、
「賃金より成果を意識する傾向」が見られます。

はたらく動機は、人それぞれですから、
どっちでもいいんですけど、長い目で見て、
「より多く『何か』を得る人」は、
明らかに後者だと思います。

(2012.8.8)


2012.8.7(火)

 

求む!異質

先日、当社の職業訓練で講話をお願いした方々を招き、
社員と一緒に納涼会(単なる飲み会)を行いました。

私が言うのもなんですが、普段社内で行う飲み会は、
やや盛り上がりに欠けていて、それは、
「経営者自身が盛り上がらんキャラ(=弾けない)」
であることが理由のひとつなんですが、
今回はすごく話がやかましいものとなりました。

なぜか。

講話をお願いしたのは、各方面で活躍されている方々で
社員から見ると「異質(ヘテロ)の面白さ」
というものがあるからなんだと思います。
普段の社内飲み会は「同質(ホモ)」の集まりですから
共感はあっても化学反応が起こらないんですね。

リクルートの創業者 江副さんは、採用について、
「『ホモ』を採るより、目的が同じ『ヘテロ』を採れ」
と話していたと聞きましたが、それに近いことです。

社内で懇親を深めることも重要ですが、
こういう機会を、今後増やしていきたいと思いました。

(2012.8.7)


2012.8.6(月)

 

人物図鑑

今日からサイト内「人物図鑑」が更新されます。
第二回目は、スバル代行の松本誠二さんです。
彼は、人とのつながりの中で、
「松本誠二」を作ろうとしている人なんですけど、
暑苦しくなく、気負いもなく、「泳いでる」感じです。

取材・構成についてはプロじゃないので、
彼の思いを伝えていない部分もありますが、
「面白さ」の断片はわかってもらえると思います。
(行間を補足しながら読んでください。)

「人物図鑑」は、「はたらく」とか「つながる」
ということを話題の中心に据えて、
この地域のはたらく人たちを紹介するものですが、
「ありがちな人じゃない人」
を取り上げていきたいと考えています。

2か月に1回ぐらいの更新となりますが、
「はたらく」「つながる」ことについて、
「ふ~ん」とか「なるほどねぇ」と思えるようなものに
していきたいと思っています。

「長~い目」(=オトナ目線)で見守ってくださいね。

(2012.8.6)


2012.8.3(金)

 

オリンピック雑感

柔道の選手がメダルを逃し、インタビューで、
「本当に申し訳ありませんでした」と話していました。
複雑な気分になりますが、この一言で本人が
どれほどの重圧と戦っていたのかがわかります。

柔道は、今回不振のようですが、
結構頑張っていると私は思っています。
テレビを見ていると、参加選手が国際化していて、
私なんかは、試合を見るたびに、
「彼らはどうして、柔道をするようになったのか?」
と、その背景をいろいろと想像してしまいます。

その理由は、多くの方の尽力によりますが、
外国の方には、柔道が魅力的な競技に映るのだ
と思います。これはとてもうれしいことです。

しかし、当然、魅力があれば競技人口は増え、
その頂点にたどり着くのは難しくなるわけですから、
柔道がメダルを取れなくなったのは必然です。
メダル獲得だけを目標とするなら、
競技人口を増やすしかありません(←当たり前か)。

競技人口つながりで言えば、アーチェリー。
49年生きてきて、今まで、
「私、アーチェリーをやっていました。」
という人に出会ったことがありません。
おそらく、日本の競技人口は極めて少ないはずです。
(調べていないけど・・・。)
今回のオリンピックを見て、
「オレでもやれるんじゃないか? オリに出れるかも」
と思った人は結構いると思いますが、
これもいいことです。

それと、家人は結構熱心に
女子バレーオリンピック最終予選を見ていたのに、
オリンピックになると、まったく興味を示さない。
「なぜなのか・・・。」
この分析はいずれまた・・・。

(2012.8.3)


2012.8.2(木)

 

ちょっと待て、やってることは正しいか

オリンピック女子サッカー、南ア戦での意図的ドローは
後味の悪いものとなりました。

これについて、いろいろな意見があると思いますが、
私は、「サブメンバー中心で、あくまで勝ちにいく」
のであれば納得できるのですが、
「引き分け狙い」はどうかなと思います。

これを会社で考えると、当社の場合、
徒然で何回かお話していますが、仕事の根っこは
『フェアであること』これに尽きます。
あくまで商品力で勝負していますし、
小賢しいやり方で仕事をとることはありません。
会社がまだ続いているところを見ると、
そういうやり方を応援してくれる方はいるんですね。

それと、今回の件で一番危惧するのは、
「力の出し惜しみ」をしていると感じる点です。
仕事でも「出し惜しみ」は、長い視点で見ると、
人間の成長を止めることにつながります。
「より過酷な条件ほど、成長し、良い結果が生まれる」
そう思います。

シロート目で見ても、女子サッカーは明らかに
成長途中であり、その段階でこういう選択をすることは、
目先でメダルを取る確率は確かに上がるのでしょうが、
長期的に見ると、良い選択であると思えない。
後味が悪い理由のひとつはそこにあります。



(タイトルは、うえだこうすけくんの人権標語のパクリです)

(2012.8.2)


2012.8.1(水)

 

偉そうな講話

都会と地方では、働き方や生活のスタイルが違います。
いくら情報格差がなくなったとはいえ、
「はたらくことを極めよう」と思えば、
都会のトップスピードを経験することは重要だと思います。
また、「ワークライフバランス」を考えるのであれば、
地方で生活する方が実現しやすい環境にあります。

そう考えると、「働くことを極めたい」あるいは、
「ワーク・ライフの『ワーク』に軸足を置きたい」
と思っている方が、地方でをれを実現しようとするのは、
結構大変です。

そこでまず壁にぶち当たるのが、
「メンター(指導者・助言者・目標)がいない」ことです。
そう嘆く方は少なくないのですが、そういう方の多くは、
「探す努力をしていない」のだと思います。

実現するのが難しい地方においても、
自らどんどんつながっていけば、
自分の目標となる人は、何人か見つかるはずです。
それができれば、自ずと視界が開けてくると思います。

(2012.8.1)