2023.2.28(火)
としおカプセル
なぜか私は、某国の富豪からの招待を受け、
その国に新しく建てられた超メガ図書館を訪れた。
そこの蔵書数もすごかったが、窓から見える景色は
映画「ジュラシック・パーク」を彷彿とさせた。
どでかい恐竜たちがそこにいたんですよ!!!
これって「恐竜を眺められる図書館」じゃなくって、
「ジュラシック・パーク内図書館」でしょ!!
ていう気もしたが、私を招待した富豪さんに、
「何で私が招待されたんですか?」
って質問したら、彼が言うには、
「あなたの20歳の頃の体内エネルギーが
恐竜を超巨大化させることがわかったんですよ。
だからあなたのクローンから抽出したエキスを使って
『としおカプセル』を作り、食べさせているんです
(日本語訳:戸田奈津子)」
なんだって。
つまり「オレがいたから彼ら(恐竜)がいた」ってこと。
だったら
「なぜ今の60歳のオレはしょぼくれてんのか?」
って基本的な謎が生まれたが、そこはスルーで。
んで、彼に
「ベランダで恐竜たちに
『としおカプセル』を与えてみませんか?」
って誘われたので、やってみることにする。
バクバク食べる恐竜たち。
それが楽しくて気を許していたら、
背後になんだか得体の知れない気配を感じた…。
振り向くと、とんでもない大きさの口が
私を丸飲みしようとしていた!!!
その瞬間、私は「飲み込まれる恐怖」よりも、
『お前の吐く息、
とんでもなく臭ぇんだよ凸
いったい毎日何喰ったらそんなに臭くなるんだよッ凸』
って、異臭の方が気になると同時に、
『あ!としおカプセル喰ってんのか…』
って気づいた瞬間、私は天国に召された。
…というとこで目覚める。
もしかしたら「死の瞬間」って
こんなものかもしれませんね…。
このダラダラ話、面白かった?
でしょうね…
(2023.2.28)