2020.10.30(金)
「お前ごときが語るな」
コロナで厳しい状況に追い込まれた上場企業の経営者が
どのように会社を立て直していくのか?
参考のため、いくつかの企業の動向を見続けています。
(当社の惨状については、棚の奥に置いといて―)
先日、膨大な赤字を出した某企業の経営者が会見で、
「来年度の確実な黒字化とコロナ後を見据えて、
単なる止血やコスト削減にとどまらず、
ビジネスモデルを劇的に変えていく」
と決意表明をしていましたが、
「(威勢はいいけど)そんなことできるんか?」
って、超凡人の私は思いました。
「守りと攻めを同時にやる」というのは、
平時に経営を任されていた経営者にとって
超絶難しい舵取りになりそうだからです。
それにしても、家計レベルで考えると、
有事には貯蓄がある程度増えるにしても、
富裕層以外の総支出はそんなに変わらないはず。
だとしたら、支出構成が変わるわけで、
企業はそこを奪い合うわけだから、
「家計に大助かり」とか
「(負担が増えない)プチ贅沢」に対する支持は、
コロナが収束するまで続きそうです。
(GoTo関連は、この一種ですよね)
ここまではわかるんですけど、この
「コロナストレスのマグマの行く先」はどこなのか…。
そしてコロナ後に「どんな生活様式」になるのか…。
予言者たちがいろいろ予測していますけど、
これを言い当てるのはかなり難しいことです。
でも、そこを経営者がある程度明確に描けなければ、
先の経営者の威勢のいい決意表明、
「『ビジネスモデルを劇的に変える』ということも
単なるブラフになる可能性もかなりある」
と思います。
会社が大きくなるほど、
有事の舵取りは厳しく、勇気がいることだと思いますが、
なんとか大波を乗り越えてほしいと思います。
私も笹船で向かいます
(・ω・)ゞ
(↑オチを不謹慎絵文字にすんな凸)
(2020.10.30)