2013.10.31(木)
社内へのまなざし ~ネタ二分割 その2~
今から10年近く前の話になりますが、
事務をやっていた方が、
1年間で3人も退職したことがあります。
ここまで替わるその原因は、
本人…ではなく会社…ではなく、
会社の代表である私にあったと思います。
当時の私は、基本的に
何でも自分でやらなきゃ気がすまず、
人に委ねる時は、私以上の成果を要求していました。
委ねられた人は「任せたんだからやれよ」という
無言の圧力を感じるし、できなかったら、
「何でできないのッ!」みたいな言われ方をする…。
ひとことで言ってしまえばパワハラです。(懺悔)
今はどうかというと、何でもかんでも委ねちゃう。
だからすべてが上手くまわっていくというほど
簡単ではないですけど、私以外の仲間のスキルは
確実に上がっているように感じます。
自分でやらないと気がすまなかった人が
周りに委ねられるようになったというのは
性格を変えるぐらい難しいことだと思うんですけど、
なぜできるようになったのか、自分でもわかりません。
「委ねると、意外に結構ラクになる」ということを
知っちゃったからですかね…。
というわけで、「大切なもののひとつ」のもうひとつは、
それぞれのスキルを上げていくということなんですけど
私自身は、「会社の仲間がスキルを上げる方法」を
なんとなく身につけつつあるだけで、
それ以外は成長しているわけじゃなく
むしろ退化しつつあると思っています。
5年後、10年後も生き残る会社にするためには、
(↑期間が短すぎ?)
そこをどう克服していくのかが鍵になりそうです。
(2013.10.31)