2023.11.30(木)
徒然映画レビュー
北野武監督の最新作「首」を初日に観たけど、
その余韻が今も続いているんだよなぁ…。
はっきり言って途中から
「早く終わんねぇかな…」
と思いながら観てた。
それは「面白くない映画」だからではなく、
登場人物がどいつもこいつも狂気をまとってるから、
それに自分が入りこんじゃって、
怖くて観てられなくなっちゃったからなのよ。
それにしても北野監督の映画は、
どれを観ても彼の作品だとわかる。
悲劇と喜劇、暴力と愛情がごちゃ混ぜだ。
特に今回の作品を観てて、
「人生はクローズアップで見れば悲劇だが、
ロングショットで見れば喜劇だ」
というチャップリンの名言が何度も頭に浮かんだ。
今作も評価がわかれてるようだけど、
やはりとんでもなくすごい監督だと思う。
「首」の評価は、★★★★☆
どこから見ても「悲劇」でも「喜劇」でもなく
「平凡すぎ」な今までのオレの人生の自己評価は、
よく見積もったとしても、★☆☆☆☆ だな…。
「首」の感想から「自己評価」につなげるのは
無理があるな…。
まだ紅葉が残ってるところもあんのに、
ネタ枯れ枯れの徒然でいつもすまんねぇ…ゲホゲホ。
(↑爺さんぽく)
そんだけ
(2023.11.30)