むかしのぼやき

2012.7.31(火)

 

大山の麓より


会社に飾る絵をお願いしている、大下さんのところへ
陣中見舞いに伺いました。

まだ1枚目(2枚連作)が7割の仕上がりとのことですが
想像を超えたでき具合でした。

私の要望だった、
・2枚の絵を関連付ける
・求職者の方がホッとする
という想いも、深く作品に込められています。

  

現在、彼女は大山の麓の民家を借りていますが、
そこはゆったりと時間が流れている素敵な空間でした。
創作には、とても良い環境のようです…。

まったく何もない。ただ想いだけしかない状況から、
人とのつながりを広げていき、
その作品がまたつながりを深めていく…。

つながり方はいろいろあるものです。

(2012.7.31)


2012.7.30(月)

 

これから泳ぐふたり


暑い日が続いています…夏ですけん。(=ですから)

8月にはいよいよ2人の知人・友人が開業します。

一人は、当社で職業訓練を受講されていた足立さん
11日に「SICKS PINK」というショップが開店します。
もう一人は、友人の桶村さん
17日にベトナム雑貨のお店を開きます。

私自身も会社を始めてから、多くの方の
「起業したい!」
という思いの相談を受けてきましたが、
そのほとんどは、実現に至っていません。

そこには、さまざまな理由があるのでしょうが、
最終的には「思いきれるかどうかの差」だと思います。
これは、実際にやってみると
そんなにたいしたことじゃありません。

たとえば、高所から川への飛び込みなど、
最初はビビって勇気がいりますが、
飛び込んでみると、大したことないと気づきます。
あれと同じです。(←たとえが悪い?)

起業の場合、当然それで終わりではなく、
泳ぎ続けなければいけない…溺れるから。
これが結構大変なんですね。
体力がなくなるわ、足がつるわ、雨がふるわ
ってことが間違いなく起こります。

でも、ちゃんと泳いでいたら、
一緒に泳いでくれる人ができたり
(↑従業員・パートナーが増える)
側で応援している人が増えたり、
(↑お客さんやアドバイスしてくれる人たち)
浮き輪を投げてきたり、
(↑金融機関。その浮き輪は要返却であるのが悲しい)
するわけです。

結構、上り下りがありそうな川ですが、
これはやり甲斐のある挑戦ですから、
張り切って泳いでいってほしいと思います。

(2012.7.30)


2012.7.27(金)

 

今日のぼやき。。


オリンピック 男子サッカー予選 スペイン戦を見る。
強豪は一向にギアが入らないようだったけれど、
勝てて良かった…。

それにしても、テレビの解説はなんとかならないのか。
「永井よく走るな~~~~。」
(見たまんま)
「点入れたあとの5分が大事ですよ!」
「勝ち点3取ったら大きいですよ!ホント!!」
(出た~メディア得意の勝ち点計算)
「オリンピックでスペインに勝つのは初ですかね?」
(そんなことぐらい解説者だったら調べとけ!)

家で観戦してるおっさんの感想と同レベルだっての!!

そういえば、訓練生の方に
サッカー解説が上手くてわかりやすい人がいたけど、
その人がやった方がよっぽど楽しめると思う。
(…ていうか、この程度ならオレでもできそう。)

野村克也みたいにマニアックじゃなくていいから、
解説者も仕事だったら、少しはギアを入れろっての!

(2012.7.27)


2012.7.26(木)

 

最低限の意識


人は、興味や関心のあることについて、
何かを調べたり、技術を身につけようとする。
吸収しようとしますよね。

これを仕事に置きかえると、
興味や関心のないことでも、
より良い提案や商品を提供しようと思えば、
創意工夫をしなければいけないということです。

もし、そういう行動に出ないなら、
昨日の自分(あるいはかなり前の自分)と違わない
ということですから、相対的な自身の価値は
下がるはずです。

しかし、現実には、そういう意識を持っている人は、
まだ良い方で、もっと驚くべき人が存在します。
たとえば、かなり以前、金融機関の方に、
「現在のプライムレートは何%ですか?」
と尋ねても答えられない方がいました。
これは、私たちの仕事でいえば、
「失業率を答えられない」ということと同じです。

「そんなこと知らんでも仕事はできるだろッ!」
っていうツッコミが聞こえてきそうです…。
確かに、そんなことがわからなくても、
何か突出したものがあればいいとは思います。
でも、少なくとも私はそういう人で
お客様の信頼を得ている人に
今まで出会ったことはありません。

自身の仕事を受身でやっていると、
そのツケは、お客様だけではなく、
最終的には自分が払うことになると思います。

これは、自分に対しての戒めでもあります。

(2012.7.26)


2012.7.25(水)

 

「ヒマラヤ」って「ヒマラヤ?」


「つれづれDARK SIGHT」6/18で紹介した創さんは、
若い時にアジアや南米で生活していたんですが、
彼の話を興味深く聴いていて、突然、
「ヒマラヤに登りたくなって、登頂したんですよ」
とい言いはじめました…。

「虚言癖がある危ない方かも…。」
「富士山や大山の間違えじゃねぇの?(←ボケた?)」

と一瞬思いましたが、どうやらホントのようなんです。
(↑まだ少し疑ってる)

日本で考えると、登頂には膨大な費用と経験・体力
などが絶対条件であり、
一般人は「登ろう!」とすら考えませんが、
現地の視点だと、その絶対条件が低いようです。

これは面白い話だと思います。

視点を変えると可能性が見えてくる
常識を疑ってみる
そして、
思いを持ち行動する…。

彼は、
「うえださんにもできますよ!!」
って言っていましたが、いくら惰性登山マニアな私でも、
誘われたって行きませんよ…。

「命が惜しいから…。」
それと、
「まだ、少しだけ疑ってるから…。」

どうやら、私はべっとりと付いている自分の常識から
まだ抜け出せそうにありません…。

とりあえず「人を信じること」から
リハビリを始めたいと思います…。

(2012.7.25)


2012.7.24(火)

 

夜間・週末スキルアップ講座のご案内


サイト上部でも紹介していますが、8月中旬から、簿記・パソコンなどの夜間講座を始めます。

当社は、13年前から職業訓練を開始していて、そのすべては平日朝~夕方の講座でしたが、今回は、夜間・土・日の受講となります。この時間帯での、集中したパソコン・簿記講座は、現在ほとんど実施されていません。

今回の機会を利用して、知識・技術を身につけることは、就職などにおいて、新しい可能性が生まれることにつながると思います。

簿記の基本から、2級・3級を目指す方
職業訓練を受講されて、簿記を学び、簿記のレベルをさらに上げたい方
夜間・土日の時間を有効活用して、パソコンのスキルアップを目指したい方
などに向いている講座です。

必要と思われる科目のみの受講も可能ですので、この機会に是非ご検討ください!

ご参加をお待ちしています!!

(2012.7.24)


2012.7.23(月)

 

一銭屋に学ぶ


会社でやるバーベキューの企画?として、
子供たちがやる「当くじ」を買いに駄菓子屋へ…。
市内では有名な「一銭屋」のおばばは健在でした。
(毒舌も)

当くじはほとんどが売切れ、売約済みでした。
自治会の祭りなどで、相当な数が売れたようです。

以前から、「おばばは『当くじ』で生活できるのか?」
(=10円の積み重ねって、気の遠くなる商売だなぁ)
と思っていたんですが、どうやら基盤があるようです。

これと同じく、
「あの店よく潰れないなぁ…。(地味な商売だなぁ)」
と感じる店がたまにありますが、そういう店も、
私たちが知らない収益源ややり方が何かあって、
しぶとく生き抜いているところも多いんじゃないか。
当たり前なんでしょうけど、そう思います。

以前「さおだけ屋はなぜ潰れないのか?」という
実にバカバカしい本がバカ売れしたことがありますが、
(↑結論は「ついで買いさせるから」というだけのもので、ただそれだけのネタで、本1冊引っ張るというスゴ本。)
「なぜあそこが潰れないのか?」
という理由を探ること(考えること)は、
仕事をしていく上で重要じゃないかと思います。

特に、守りが重要な中小零細企業は、
目立っているところ、急成長していることろではなく、
目立たないところ、生きのびているところにこそ
ヒントを探すべきかもしれません。

(2012.7.23)


2012.7.20(金)

 

溺れる夏


・・・暑いですね・・・夏だから・・・。

外出するのもおっくうになる日々ですな…。


海での事故が連日報道されていますが、多いのは、
「助けようとした自分も溺れる」というものです。

それで思い出すのは、娘が小学生の時、
娘とその友だちと3人で海水浴に行ったことです。

遠浅の海で泳いでいて、彼女たちが深みにはまり、
助けようとした私に必死でしがみつくものですから、
3人とも別の世界へ行きかけたことがあります。

こういう時って、記憶のスピードが早くなりますから、
あとで再生すると、いろんなことを考えてるんですね。

「これが『助けた自分も溺れる』ってやつか…。」
「今までこんなに『生への執着』したことねぇな…。」
「救助を呼べば良かったかな…。ブクブク…。」

「それにしても『しがみつき過ぎ』だっての!!」

んでもって、なんとか助かったわけですが、
海でも山でも気楽に考えると危険なわけです。

気楽に泳いで(←変な表現)、
助けようとした自分も溺れて、

「徒然でおっさんが注意して…た…な…。
    。。。ブクブ。。。ク。。。」

という記憶が再生されないということがないように、
十分お気をつけくださいね!

(2012.7.20)


2012.7.19(木)

 

キャラかぶり


よく芸能人が、「キャラがかぶっている」
という表現をしますが、
これは会社や組織にも言えることだと思います。

たとえば、仕事上でのキャラを、
特定の分野での能力や技術だと考えると、
それが他の社員とかぶっていた場合、
社員の伸びしろや人間性がほぼ同じであれば、
よりキャラの強い方が重用されるはずです。

でも、同じキャラが複数いた場合、
その中で頭ひとつ抜くのは大変です。だとしたら、
「かぶらないキャラを見つけてそのキャラになる」
という方法もあります。

そのためには、会社全体を見渡して、
他の人たちのキャラ(強み)を判断することや、
会社の求めているもの、
方向性などを理解することが欠かせないと思います。

実際にやるとなると、なかなか難しいことですが、
「◯◯のことならあいつでしょ!」
と言われるようになることができれば、
無二の存在として「キャラ立ち」できるはずです。

私の場合、「ゆるキャラ」を「キャラ立ち」と
勘違いしている気もしますけど、
「未開拓のキャラ」は、
どんな会社でも、まだあちこちに眠っているはずです。

(2012.7.19)


2012.7.18(水)

 

「人物図鑑」取材中


サイトに載せる記事の取材で、
スバル代行の松本誠二さんの話を聴きました。

彼は、ソーシャルメディア(?)などを使って、
つながりを広める活動を展開中なんですが、

・ちっとも熱くない会社経営
・メディアとの変態的つきあい術
・アナログ高齢者・中年女性へ熱視線
・意外と質素な身の回り
(実は「エロスと煩悩の塊」じゃないかもよ)

など、結構面白い話を聴くことができました。

完全なるアナログ人生を歩んでいる私としては、
大いに興味をそそる対象だったんですが、
かなりの疑問が氷解する話でした。

詳しくは8月アップ予定の「人物図鑑」をご覧ください。


(「もったいつけの、宣伝かよ!」)

(2012.7.18)


2012.7.17(火)

 

挑戦と達成


15日には当地皆生でトライアスロンの大会があり、知人・友人が何人か参加しました。

団体戦に初参加、あるいは2回目という彼らの多くは40代という年齢です。

いくら体力に(少しばかり)自信があるといっても、それはせいぜい20代までのことであり、とても「アスリート体型」とは言えない連中の挑戦は、それだけでも賞賛に値するものです。(おっさんの無謀な挑戦にも思える。)

「完走できるか?」

という不安は相当なものであり、沿道での友人の声援は励みにもプレッシャーにもなるはずです。

そんな中、見事全員がゴールしました!!!



自分の過去をふり返ると、勢いでやれるのはせいぜい30代半ばまでで、それ以降は過去の経験の蓄積を食いつぶしていくようになります(←あくまで自分の場合)。

そして、新しいことにチャレンジしない、おっくうになりがちです。

ここで意識して挑戦するかどうか。それが次の年代の道を決めるんだと思います。

そういう意味で、身近に「チャレンジャー → 達成者」が多く出現してことは、おそらく周りの方の意識を少し変化させることにつながったと感じます。

(少なくとも私はそうです。)


お疲れさまでした!

(2012.7.17)


2012.7.13(金)

 

器に入る


昨日は、ある経済団体の会合があり出席しました。
私はその団体の卒業生として招かれましたが、
新しい会長に就任した方は、
会社経営者・役員ではありませんから、
彼が社内で相当の実績があったとしても、
これは異例の人選です。

この職務が、かなりの重責であることや、
彼がサラリーマンであることを考えると、
かなり思い切った決断をされたと思います。

よく、ビジネス本を読むと、
「道が二つあれば、困難な方をあえて選べ!」
なんてことが書いてありますが、
わかっていても、なかなかそういう選択はできません。
でも、職責を果たした後には、
誰もが見られるものではない
地平が広がっていると思います。

彼にエールを送るとともに、
会員の皆さんも、盛り立てて行ってほしいと思います。
(もちろん私も盛り立てます。)

(2012.7.13)


2012.7.12(木)

 

二枚の絵


以前、徒然でもお話しましたが、
現在、社屋に飾る絵を、
地元のアーティスト 大下志穂さんに依頼しています。

120号(123×97)2枚の連作なんですが、
こちらがお願いしたことは、
・2枚の絵に関連性を持たせる。
・職業訓練を受講されている方が「ほっ♡」とする
という2点でした。

大下さんを知ったのは、友人が彼女の載っている
新聞記事を私に見せたことがきっかけで、
その後、
訓練生の方々にご自身のお話をしていただいたり、
そこで刺激を受けた方が、アトリエを訪問したりして、
ご縁が続いています。

記事を紹介されなければ、
まったく何も起こらなかったことを考えると、
なんだか不思議な気もしますが、
動けば何かが起こるということでもあると思います。


完成までには、もう少し時間がかかるようですが、
今から楽しみにしています。

(2012.7.12)


2012.7.11(水)

 

泣き崩れる女


新クールのドラマが始まると、
新番組の1/3ぐらいを、いつも見ているんですが、
「こんなの見るのに時間を費やしていいのか?」
と思うことが多くなりました。

見終わって、あまりの面白さに、
「来週まで待てない!!」
なんてことはめったにありません。

ついに不感症になってしまったのだろうか…。

…かもしれないんですけど、
演出や演技の力は明らかになくなっていると思います。
たとえば、
・驚き、狼狽すると黒目があちこちに動く演技
・扉が閉まると泣き崩れる女(←実際にいるのか?)
・「待って!」と叫ぶと、余韻なくピタっと止まる役者

   

まぁ、他にいろいろあるんですが、
これらの演出・演技はコントじゃないんですよね…。

こういうのは、役を自分で作り出すんじゃなく、
ただ過去のドラマを引用している(教科書にしてる)、
ってことなんだと感じます。。

少なくとも、教科書を放り投げて、
自分で七転八倒していくことができれば、
それは必ず画面に表れ、
「来週まで待てない!!」
ってことになると思います。

それを期待しています。

(2012.7.11)


2012.7.10(火)

 

人はおにぎりとチョコで20日間しのげるか?
(↓長いよ)


岩手県でたけのこ採りに出かけて遭難した男性(78)が、20日ぶりで救助された。
なんでも、持参したおにぎりとチョコレートで空腹をしのいでいたらしい…。

この記事を読んだ時、失礼ながら、
「じいさん、途中自宅で飯食ってたんじゃないの?」
と瞬間疑った。

だって、すんごいことだから…。

人間はおにぎりとチョコで20日間生きられるのか…?
だが、どの記事を読んでも、その前提となる
おにぎりの個数とチョコの枚数は書かれていない…。

だから、社員に聞いてみた。
「おにぎりとチョコいくつあれば20日生きれるか?」
※チョコは板チョコ(1枚約350キロカロリー)とする。

(極端派)
A女性「チ20、お0」(←「チョコ大好き!」だってさ)
B男性「チ30、お5」(←フツーに生きれるだろッ!)

(無難派)
C男性「チ19、お1」(←1日ひとつってこと?超無難)
D女性「チ15、お3」(←おは3日で腐るからとか…)

(エコ派)
E女性「チ5、お3」(←だんだんリアルになってきた)
D女性「チ3、お3」(←同上。コメントなし)

そして、当社のCBO(最高分析責任者)のコメント↓
(30代男性/無許可掲載・一部責任編集)

「チ20、お5、バナナ30」で。

え?バナナはおやつに入らないのは世界の常識でしょう?

おにぎりはたぶん3日くらいしたら酸っぱい匂いがしてきそうですよね。
というわけで少なめです。
そしてたった今、バナナも同じくらいしか持たないってことに気付いたけどスルーで。

▼余談:どんくらい人は生きれるか?
水だけで60~70日くらい生きれる(らしい)という記述あり。

実際に自分の脂肪蓄積量と基礎代謝で消費カロリー計算してみたら70日の計算になりました。
栄養失調でもっと早く死にそうな気もしますけど。

あと水を飲んでないと3日ほどで限界が来るようです。
8日間飲まず食わずを目指した人のブログがありましたが、80時間でリタイヤしたそうで。

▼そのおじいちゃんの件
肉体的な負担よりも精神的な負担がすごかっただろうなぁ、と思います。
時間進むの遅かっただろうなぁーー、と。
ぼくだったら採ってきたたけのこにチョコを塗りつけて 「たけのこの里!」 とか言ってなきゃ耐えられそうにないです。


「・・・・・・。」


さすがCBO。
軽いネタなのに短時間でよくここまで分析するなぁ…。

…てことで、
当社では「各種分析受託(ネタ付き)」もしています。



↑どういう「締め」だっての!!

(2012.7.10)


2012.7.9(月)

 

何故に登山?


今シーズン初めての大山登山をしました。

徒然で自分の登山を「惰性登山」と話しているとおり、
誰かに誘われたら、都合がつけば行きます。

んじゃぁ、「なぜ登るのか?」ということなんですが、
私の場合、その理由は、よく言われるところの、
「苦しい中、頂上に着いた時の達成感」
「そこから眺める景色」
というものではない気がします。

登っている途中で、軽々追い抜いた方に
いつの間にか抜かれたり、

「こんな高齢者が登るのか!」
っていう方が、遅い足取りでも頂上を目指す姿、

親子三代で登山している微笑ましい家族や、夫婦、

そういう中に、なんか人生っぽいものを感じることが
できるからなんだと思います。

今週末は、少し遠出をする予定で、
もうしばらく「登山微熱」は続きそうです。

(2012.7.9)


2012.7.6(金)

 

擬音革命


自分の頭の中に、あるオリジナルキャラクターがあり、
(↑やる気スイッチを見つける世界的権威。名誉教授)
彼が驚きやショックを受けた時の擬音を考えています。

かなり前から考えているんですが、全然浮かばない。

この分野、かなりの地平は開拓されていると感じます。

ひとつは、「漫☆画太郎先生」によって。

「はうあ!」
「ぶべら!」
(↑擬音だけだと、凄さが伝わらない)

もうひとつは、「北斗の拳」によって。

「ひでぶ」(←「秀ブー」「英ブー」ではない)を筆頭に、
「あわげ」
「らべあ」
「ぶらぼっ」
「はおおごら」
「ぼげぶげぺぷちゃべ」
「びィえ」
「かぴぶ あぶた」
「びぎょへ」
・・・擬音数、この数百倍ぐらい。

ある意味「ヒッグス粒子の発見」よりもスゴいと思う。

「擬音を考え続ける代表取締役」
っていうのも、ある意味スゴくない↑?


「死 ~~~~ ん」 (c漫☆画太郎)

(2012.7.6)


2012.7.5(木)

 

気の長~~~いリターン


会社にとって、
「これから得られるべき利益がなくなる」
という提案をしてきた方がいました。

それについて、「どう対応するか?」の基準は、
「提案相手が自身の利益を優先していないか」
「当社でかかわっている方が不利にならないか」
ということです。

もっと簡単に言えば、
『フェアな話かどうか?』
ということです。
(『フェアであること』は生き方や会社運営の基本と考えています。)

今回、会社が将来得るべき利益が、
別の会社に移ることを快諾した最大の理由は、
担当者の方が誠実だったからですが、
経営者としての下心がないわけではありません。

下心・・・。

「おすそわけしておくと、いつか自分に戻ってくる」
その程度のことなんですけど、
これは、数ヶ月後という期間じゃなく、
数年後、十数年後という年月を経て効いてくる。
そう思っています。


十数年後・・・。

確実に60代だっての!!

(2012.7.5)


2012.7.4(水)

 

パフォーマンス対決


先日、テレビ番組を見ていたら、
飲食店を開業しようとしている芸能人が、
自作の料理を有名シェフに評価してもらっていました。

試食したシェフは、
「これを1,000円で提供するのはいただけない。でも、器と盛り付けを工夫したら1,300円で提供できるよ~!」
と話していました。

「なんじゃそりゃ?」

テレビなので割り引いて考えたとしても、
雰囲気作りだけで3割増。なんともボロい商売です。

最近売れている、
「100円のコーラを1000円で売る方法」
というのも、コレと同じ発想なんでしょうけど、
まったく自分と相容れない考え方です。
(↑たぶん、私は絶対儲けられない人)

そういう儲けの達人がいる反面、
私の友人「デ・ニーロ公平」さんは、自身のFBで、
「『とんきん』でカツカレー大盛り食って680円って安過ぎっ!大変美味しゅうございました」
って話をアップしていました。(←勝手に引用)

どちらも、
「顧客の想像を上回る価値を提供」
しているんでしょうけど、こちらは、
「雰囲気も価値に変える」
のではなく、あくまで
「商品のみのパフォーマンス勝負」
という点が粋だと感じます。
(インサイトは後者を目指しています。)

念押ししておきたいのは、
「牛丼280円」みたいな
「価格パフォーマンス勝負」じゃないということです。

そんな土俵で勝負したら、「瞬殺」ですからね…。

(2012.7.4)


2012.7.3(火)

 

夢の可能性


以前、ある中学生に、
夢とか目標についての話をしたことがあります。
(紙芝居で)

私の結論は、
「夢とか目標は、今無理やり決めなくてもいい」
(今はいろんな経験をしておくことが大切)
ということだったのですが、つかみとして、
「たとえば、AKB48みたいになれる可能性もある」
という話をしました。

その可能性を高める条件として、
①キャラが立っていること(←自己理解)
②一生懸命さ(←シロートっぽい懸命さ)
③応募すること、行動すること
④AKBを狙わない(←次に来るものを考える)
てなことをあげました。
(プロデューサーじゃないから的を射てないかも)

「その条件を満たせば、なれるのか?」
ってことなんですが、正直かなり難しいと思います。
(可能性が非常に高ければ、誰でもやりますよね)

でも、それでも本気で目指そうと思ったら、
闇雲な行動よりも、
周到に計画する必要があると思います。
(可能性が0.5%→1%に変化すれば倍ですから)

そういう夢は、
「可能性がゼロではない」
というところが厄介なのですが、
現実的なことを考えた上で、
「それでも(可能性が低くても)目指したい!!」
という強い思いがあるのなら、
挑戦していくべきだと思います。

(2012.7.3)


2012.7.2(月)

 

言魂


先日、「座右の銘は?」と訊かれ、
とっさに気の利いた返答ができませんでした…。
(別に「気が利く」必要もないんですけどね。)

私は、あまり人の言葉が響く方じゃないんですけど、
繰り返し引き出しから出していることばはあります。

そのひとつ。

以前読んだ細川護煕さんの「私の履歴書」の中での、
「道は糞小便の中にもある」
ということば。

原典は荘子の、
「道は屎尿(しにょう)の中にもあり」
というもので、解釈は、
「敬遠するものの中にも理想の生はある」
という意味らしいのですが、
「追い詰められても、解決の道は必ずある」
と勝手に解釈して、心に刻んでいます。

かなりの異訳だと思いますが、ピンチになった時、
「なんとかなる方法はあるかも」
と、もう少し踏みとどまれそうな言葉です。

もうひとつ。

囲碁棋士の藤沢秀行さんのことば、
「強烈な努力」
というもの。
破天荒な生き方をされた藤沢さんが
生み出したことばですが、
晩年癌を患い、死の直前に気力で揮毫したという、
「強烈な努力」
という書を見て心が震えない人はいないと思います。



ここまでいくと
「座右の銘」
などというのはおこがましく、
その境地に達するのは、もはや不可能と感じますが、
これも、自分にとっては心に刻むべきことば
だと思っています。