2013.11.29(金)
スマかつ
「ソニーが『スマートかつら』を特許出願」
何それ?
新聞記事を読み進めると、
「腕時計型やメガネ型といった、
消費者が身につけるタイプのスマホに次ぐ次世代端末」
ってことでした。
「かぶれば道に迷わない」んですって。
髪の毛がボーボボの人は、
別に違和感がないんでしょうけど、
こんな人が身につけたら
絶対確実に違和感があるっての!!
「社長、今日はご出張ですか?」
「そうだよ、初めての場所だから
『スマかつ(=スマートかつら)』を付けとかないとな」
…って会話、絶対変でしょ。(若くは見えるが)
少なくともソニーがすることじゃないでしょ!
…って思いながら、記事を読み進めていると、
「技術開発は進めているが、商品化の予定はない」
ですって。
…そりゃそうだわな。
(2013.11.29)
2013.11.28(木)
押すんじゃないよ!
20年ぐらい前に買った靴が下駄箱に眠っていたので
修理して履こうと思い、靴屋さんに出して数日後、
「見積り以上の料金がかかりますけどどうしますか?」
(しかも元には戻らない)って確認の連絡がありました。
新品を買った方が安いくらいの値段でしたけど、
その靴はもう県外の修理部門にあり、
職人が急かしているような気がしたので
「修理をお願いします」って言っちゃいました…。
先日(11/16)の徒然で紹介した
分冊百科「ミステリーゾーン」のその後ですが、
8本目に同梱されていたのが
「専用バインダー(しかも有料)」
「キャンセルしようか」と迷っていたところに
28冊分がファイルできるバインダーが送られてきたので
「もう少し続けてみようか…」って気持ちになりました…。
「消費者の微妙に揺れている背中を
軽く(結局は強く)押してんじゃないよ!」
前者には悪意があるわけではないと思いますが、
後者はおそらく過去の購入者の履歴を
分析した上での「背中押し」だと感じました。
それが感じられるのに、とりあえず続けちゃう…。
ミステリーゾーンは果てしなく続きます…。
(2013.11.28)
2013.11.27(水)
今からでも遅くはない
昨日、メチャクチャ忙しくしていそうな経営者の方に
時間をとってもらって話を伺いました。
そこで感じたことは、当たり前ですけど
「時間の大切さ」です。
私は、ウダウダした時間を過ごすことがよくあって、
アポイントが入ると、ほとんどの場合、
「いつでもいいですよ」って答えます。
この怠惰な行動パターンを
先の経営者の方の時間活用と比較すると
恐ろしいほどの差が生まれてくるんですね。
(↑やっぱり他人ごと)
話を伺っていて、会社の代表者として
その成果の違いをリアルに感じて
本当にコワくなってしまいました。
彼の座右の銘は「継続は力なり」です。
陳腐そうに見える言葉も
実績の裏付けかあると説得力があります。
怠惰を継続しても、そこから生まれるものは
「圧倒的な怠惰」でしかありませんから、
まずはそれを封印するところから
始めようと思います。
(2013.11.27)
2013.11.26(火)
ヒクッ…
昨日痛飲して、二日酔い状態です…。
「酒は飲んでも飲まれるな…」
わかっちゃいるんですけどね…飲まれてます…完全に…。
……。
あ、そうそう、先週末「かぐや姫の物語」を観ました。
良かったです…。
あれだけ少ない手数(線)で、
話にぴったりとはまる表現をする。
シンプルに見えるけれども、すごく奥深い。
「作品ごとにまったく違うアプローチができる
高畑さんって、どこまですごいジジイなんだよ」
って思います…。
おそらくヒットの可能性が低い作品でしょうけど、
50億も賭けられる製作者もスゴいと思います。
…えっと……ヒック…
今日はこんぐらいにしときます…
すいません…ヒクッ…。
(2013.11.26)
2013.11.25(月)
「あと派」と「まだ派」
ボトルにお酒が半分入ってて、これを、
「まだ半分もある」と思うのか、
「あと半分しかない」と感じるのか。
これ、「プラス思考」のたとえとしてよく語られます。
「追い詰められた時に『あと』と思うんじゃなく、
『まだ』と考え対応できるようにする」
ってことなんでしょうけど、
根っからの「あと思考」の人が「まだ思考」に
転換するのは容易なことではありませんよね。
一時期、この質問をいろんな方にしたことがありますが
「まだ派」と「あと派」には、傾向があると感じました。
「まだ派」の多くは
「将来をあれこれ考えるよりも今を生きる」タイプが多く
「あと派」の方には
「計画性があり、人生を逆算して今を考える」人が多い
…まぁ、私の感じたことですから、
何の根拠もありませんけど、
「全然間違ってる」わけでもないと思います。
この根拠のない仮説から、さらに仮説を導き出すと…。
最悪なのが
「自分で何の準備もしていない『まだ派』」
理想的なのが
「周到に準備をした『まだ派』」
ってことになりますね(あくまで「仮説からの仮説」)。
私の場合、
「何も準備をしていない『あと派』」です。
これも同じく最悪かもしれませんな…。
『あ・な・たはどのタイプ?』
(↑どうでもよろしい)
(2013.11.25)
2013.11.22(金)
なりきれない!
子供の頃、芸能人に憧れてサインの練習をしたことは
おそらく誰にでもあると思いますが(ない?)、
「植田」っていう苗字の超有名人って
当時も今もいないんですよね。
たぶん語感と田植を連想させるそのフォルム(?)が
原因だと思うんですけど…。
ちなみにYahoo!で「植田 アイドル」と検索すると、
「元ご当地アイドルDカップ植田真唯」と
「古着系アイドル植田ぴょん吉」
(「ひらけ!ぴょんきっき」っていう時点でOUTでしょ)
が上位に出てきました。
…末席には鎮座しておられるんですな…。
…というわけで、
どうにもメジャーになりきれない苗字なんですけど、
昨日コンビニに行ったら、あったんですね「うえだ」が!
初めての出逢い。
感動で即買いしましたね。
それがコチラ↓
(正しくは「植田」じゃなくて「上田」でしたけど…。)
意外とおいしかったのと、
「いつ会えなくなるか」という不安から、
今朝も買い求めました。
(2013.11.22)
2013.11.21(木)
佇まいに触れる
知人の紹介で
詩画(うたえ)作家のはらださんの自宅を訪問しました。
絵のこととか家族のことについて
とても興味深くお話を伺いましたが、
それ以上に「いいなぁ」と感じたのは、
彼女の暮らしている家の佇まいでした。
おそらく3、40年経っていると思われるその家。
外観は時代を感じさせますが、
部屋に置かれているものひとつひとつから
こだわりや思いが伝わってきて
とてもあったかな、落ち着いた気持ちになりました。
部屋自体が彼女の作品といったおもむきなんですね。
よく「服はその人の個性を表現するもの」
という方がいますが、
部屋の佇まいもまた個性がにじみ出るんだと思います。
大量生産された安く機能的なものばかりを部屋に置くと、
チェーン店が並ぶ街の凡庸な風景と変わらなくて
自分自身までありふれたものになるんじゃないか。
そう感じました。
「部屋の佇まいを変えていく」ということは、
積み重ねていく長い時間が必要ですけど、
これからは少しずつこだわっていこうと思います…。
(2013.11.21)
2013.11.20(水)
ずうずうしい仮説
子供の頃の記憶。
祖母の家に行くと、刺身が出てきて
それがおいしかったものだから
「うまい、うまい!」と言って食べていると、
彼女の頭の中に
「としお→刺身→好物→よろこぶ→私もうれしい」
というチャートができあがってしまい、
行くたびに刺身が出てくるようになりました。
「うまい=好物」でもないし、
「食べ物で刺身だけがうまい」わけでもないのに…。
祖母の気持ちを裏切ってはいけないし、
「うまい、うまい!」というと
「今後も山盛り刺身を食べさせられるんじゃないか」
という、ある種の恐怖心から、その後
「うまい」
と小声で言う術を身につけたわけです。
子供っていたいけですな…。
こういうことって、大人になってからもありまして、
会社に「ドラえもん」の人形を飾ってたら、
「としお→ドラ好き→キモいけど喜ぶ」
というチャートを頭の中に作り上げた方々から
たくさんの「ドラえもん」をいただくようになりました。
確かに好きは好きなんですけど、
「ドラえもんだけが好き」
というわけじゃないんですけどね…。
まぁ、こちらの方はありがたくいただきますけど、
どうせなら、先のチャートを応用して、
「としお→ドラ好き→キモいけど喜ぶ
→(仮説)変化球を投げるともっと喜ぶかも」
という「ひねり」を加えて、仮説を検証してもらえると
もっと嬉しいかもしれませんね…。
あくまで「仮説」ですけど。
(2013.11.20)
2013.11.19(火)
C・C(コミュニケーション・コンプレックス)
早朝、コンビニで昼食を買うのが日課なんですが、
先日、レジで精算していると
後ろから「こんにちは」って声をかけられたんですね。
ふりかえると、美人さんでした。
失顔症・失名症の私ですが、
かろうじて彼女が誰なのかわかり、
「こんにちは」「朝早いですね」「さようなら」
と挨拶をして店を出たあと、
「あまりに淡白すぎたんじゃないか」
(朝から気分を害したのではないか)
って気になってしまいました…。
ちいせぇオトコ
もう、ほんっ―とにコミュニケーションは苦手でして、
50を過ぎてもまだ克服できないってことは、
残りの人生もこのコンプレックスを
背負って生きていくんでしょうね…。
みなさんにとっては、
実に暗くてどうでもいいお話ですけど…。
それで、翌日の早朝は、
彼女とまた会ってしまうと話題に困るので、
行きつけじゃない別のコンビニで
昼食を買ったのでした…。
もはや重度の「C・C」ですな…。
(2013.11.19)
2013.11.18(月)
「人物図鑑 齊藤頼陽」上演します
今日から「人物図鑑」に
劇団鳥の劇場の俳優 齊藤頼陽さんが登場します。
鳥の劇場は、常設の小屋を持っていて、
定期的に芝居をやっている全国でも珍しい劇団です。
そんな劇団が鳥取にあるんですね。
僕は今まで数回彼らの芝居を観たのですが、
確かに面白いんですけど、それ以上に
「なぜ彼らが芝居をやっているのか」
ということに興味があって、
それが頭から離れなくなっちゃったんです。
だから、劇団の看板役者である齊藤さんに
いろいろとお話を伺ったというわけです。
今回の撮影は、過去に「人物図鑑」に登場した
たねちゃんにお願いしました。
「同じアーティスト同士の二人のぶつかりあいが
どんな画像を生み出すのか」
そこにも興味があったからです。
結果、相当イケてる図鑑に仕上がったと思います。
ただ、いつもどおり、私が上手く齊藤さんのお話を
引き出せたかどうかについては自信がありませんから、
みなさんの「行間を読む力」によって
図鑑を完成させてくださいね。
(2013.11.18)
2013.11.15(金)
ちょっと偉そうなことを…
たとえば、ある山の頂きを極めようと思ったとして、
「どうすればいいのか」と考える。
目標が高ければ高いほど、
時間やお金、技術、体力、仲間などが
たくさん必要になりますよね。
思った時点でそれらが何もないんだったら、
まず手に入れる必要があるんですけど、
何も持たないで
「とりあえず登り始めりゃなんとかなる」
と本気で考えている人(自分を過信している人)は
意外と多いような気がします。
いや、それはまだいい方かも…。
スゲー高い山なのに、
その山が低いと勘違いしていたり
(高さすらもよくわかっていない)、
事前に必要な準備がわかっていない
(何が必要なのか、その存在すら知らない)
という人も少なからずいます。
まぁ、それでも登れちゃうこともあるんでしょうが、
それは「たまたま」であり「奇跡的」なわけですから、
誰もそれを実力であるとは認めないし、
調子に乗ってるといずれはどこかで遭難するはずです。
私は、「夢が叶うかどうか」については
よくわかりませんけど、
山の高さを客観的に判断できていて
頂きを目指すために何が必要なのかわかってるのなら、
目標を達成できる可能性はかなりあると思います。
でも、もしそれがぼんやりとしているものであれば、
まずははっきりさせることから始めなきゃいけない。
じゃないと、それは「目標」でもなく「夢」でもない。
「夢のまた夢」ってことで終わってしまいますからね…。
(2013.11.15)
2013.11.14(木)
四足走行漢 ~「漢」シリーズ~
日経文化欄に、久々に「漢」が登場しました!
(すでに有名な方のようですけど…)
『四足走行漢 いとうけんいち さん』
四足走行で100Mを17秒23で走る。(ギネス記録)
NYの動物園で見た猿が驚異的に走るのが速かったので
自分もマネして走るようになった。
以来、四足走行の可能性を追求することが
ライフワークとなった。(彼は「両手」を「前脚」と呼ぶ)
日中はアルバイト、夜は公園で練習する生活を
しているが、探求に苦労が尽きない。
まず、怪しまれる。今まで何度も警察の職質を受けた。
家の中では四足で過ごしているが、大家さんに
「あんた、部屋でペットを飼ってんじゃないの?」
と言われた。
「心おきなく四足生活をしたい!」と思って
山にこもったら、イノシシと間違えられて
猟師に撃たれそうになった。
毎年1秒ずつタイムを縮めているので、
7年後には100Mを9秒台で走ることも夢ではない。
東京五輪で金メダルを取るのは僕だと本気で思っている。
四足歩行の歴史はまだ始まったばかりであり、
その可能性にみんなが気づけば、
「普段は二足生活、急ぐ時は四足」
というライフスタイルになるはず。
500年後の五輪では、すべての短距離選手が
四足で走っていると確信している。
ここまで確信を持って語られると、
「自分の常識は、実は非常識なんじゃないか」
と思いますし、
自分が信じるものに対してブレない姿勢は
うらやましくもあります。
一度会ってみたい「漢」の方です。
(2013.11.14)
2013.11.13(水)
朋ちゃんと竹ちゃん
歌手の華原朋美さんは、おそらく世間では
時代の波に乗って、いつの間にか消えていった
という印象を持っている方が多いと思います。
たくさんのものを得て、
その後おそらく多くのものを失ったはずなのに
そこから上を向いて歩こうとしている。
先日、そんな彼女のドキュメンタリーを見ましたが、
「迷惑をかけた方に恩返しをしたい」
というその姿には、純真さが伺えました。
最近、彼女は明治天皇の玄孫である竹田さんと噂になり、
「まだ付き合っていないけど、たいせつな人」
とコメントしていました。
「アラフォーなのにずいぶんと青いこと言ってんな」
という感じがしないでもないですし、
今後どうなるかはわかりませんけど、
うまくいってほしいと思います。
しかし、超セレブの竹田家ならびにその周辺の方々が
「たいせつな人」をどう思っているのか、
大衆の一人である私は気になるところなのですが、
JOC会長である父親にコメントを求める
気骨のあるレポーターが一人もいないのは
とても残念でなりません…。
(2013.11.13)
2013.11.12(火)
好奇心のバロメーター
先日、徒然で、
「昼食は同じものばかりを食べて浮気しない」
ということをお話しましたが、これ、よく考えると
「感性や好奇心が衰えている」
ということだと思います。
Facebook を覗くと、食べ物の話題が多く、
「よくまぁこんなにいろいろなモノ食ってんなぁ…」
って、いつも思っていたんですけど、
食に興味があって貪欲であることは
すごくいいことなんですね。
特にコンビニは「新商品のアンテナショップ」
みたいなところがありますから、
定番商品ばかりを買い求めてちゃいけません。
…というわけで、これからは
「2、3品買うんなら、1つは買ったことがないものを」
ってことを意識したいと思います。
(2013.11.12)
2013.11.11(月)
徒然ブックレビュー ~「ゼロ」~
元ライブドア社長である堀江さんの著作は
今まで何冊か読んだことがありますが、
どうにも合理的思考過ぎて「見たまんまのホリエモン」
を語っているところに
違和感とある種の滑稽さがありました。
ところが、新刊の「ゼロ」はまったく違いました。
成功と挫折、そして現在に至る過程で
彼は生きていく上での真理を見つけた。
そのことについて正直に告白しています。
彼の語る真理とは、
・人は誰も「ゼロ」から始まり、生きていくということは
そこに小さなイチを足していくこと(表題のとおり)
・小さなイチは「はたらく」ことによって生まれていく
というものですが、自分自身ををふり返っても
著作に共感できるところが非常に多くありました。
心に残る本は、読む年齢や経験の積み重ねによって
違う味わいを残すものですが、
この本にはそれがあると思います。
生き方に迷っている方には、
よく効く可能性が高いクスリです…。
(2013.11.11)
2013.11.8(金)
アソコから毛が…! ~落武者狩り~
先日、あり得ないところから
ボーボーと毛が生えてきた夢を見ました。
こんな感じで↓
額の真ん中から!
しかも「モジャ毛」が、大量に…!!!
しかもしかも、本人はそれに気づいていない…。
そんな夢を見たのは、
自分の頭髪が薄いということもありますけど、
その前の日に年配の紳士とお話していて、
頭髪の生え際2~3センチ下のところから
数本の長い髪の毛を発見した衝撃が
あったからだと思います…。
経験したことがある方しかわかりませんが、
「以前明らかに生えていた場所」でも、
しぶとく生き残っている戦士(←髪の毛/自分目線)が
いるんですよ。
もったいないですけど、
そういう落武者(←ムダ毛/他人目線)は
きちんと抜き取っておきましょうね…。
男性にもそういう意識は必要です。
(これもダークに載せるべきネタですな…。)
(2013.11.8)
2013.11.7(木)
ブランド信仰と報道
産地の虚偽表示。
次から次へと出るわ出るわで、非常に不謹慎ですけど
報道という点ではもう慣れてしまいつつありますね…。
私も昔、近くのホテルで
「松茸食い放題」というイベントがあったので、
会社の仲間を連れて食べに行ったんですけど、
どうも味と匂いが違う…。
従業員に問いただしたら、
「これは『広い意味で松茸です(だから間違いじゃない)』
って言われて、奥からゴソゴソと出してきた国産松茸を
「口止め料」としていただいたことがありました。
だったら、いっそのこと
「地球産松茸食べ放題」って謳っとけっての。
これは、産地の虚偽表示ではないですけど、
やはりある種の「ブランド」に人は惹かれる…。
でも「ブランド」を求めるなら、
当然食べる側も「ブランド」じゃないといけない
ってことなんでしょうね…。
先の報道ですが、これ以上虚偽が出てきても
ニュースバリューはなくなりましたから、
どっかのホテルや飲食店が、
「形成肉を出したつもりが、
誤って松阪牛を出していました」って
「逆虚偽表示」を公表したらおもし…。
これもまた不謹慎ですね…。
(2013.11.7)
2013.11.6(水)
「ミステリー・ゾーン」はじめました
デアゴスティーニやアシェットなどの
分冊百科を定期購読した経験のある人は
おそらくほとんどいないと思うんですけど、
先日から「ミステリーゾーンDVDコレクション」の
定期購読を始めました…。
1950年代、テレビの黎明期にこのような作品群が
作られたことは驚嘆すべきことなのですが、
もう一つの驚きはその価格です。
1冊1,790円!(創刊号でさえ790円)
(わずか3話(約90分)の中身で)
これ、86冊続くようですから、
もし最後まで購読し続けたとすると、
152,940円!!
購読を中止するなら、コンプリートをあきらめられる
今しかないと思うんですけどね…。
…というか、本当に最後まで出るのかどうかが
ミステリーという気がしないでもないですけど…。
一人で独占するのももったいないので、
興味のある方はお貸しします。
(2013.11.6)
2013.11.5(火)
異次元人に思ったこと
今年の日本シリーズは、見ごたえのあるものでした。
…って、TV観戦していながら、
経過を見て一喜一憂しているだけでしたけどね…。
何年か前の日本シリーズでは、
落合監督がベンチで丁寧に自分のタオルをたたむ姿に
「几帳面な人なんだなぁ…」と感心してたぐらいですから、
経過を真剣に見てるのかさえもわかりませんね…。
というわけで、シリーズ最終戦。
最終回でまさかの田中投手登板となったわけですけど、
2007年のシリーズで途中までパーフェクトだった
山井投手を代えた落合監督ならどういう采配を
していたのか、興味のあるところです。
ちなみに、当時星野さんは、
「オレだったら(山井を)代えない。
落合は投手の気持ちがわかっていない」
と話していますし、落合さんと近い野球観のノムさんは、
「(今回)田中を登板させた星野監督の采配は
古い野球の精神を引きずってるけど、
良かったんじゃないの」と話していました。
まぁ、今回の采配は小さいことかもしれませんし、
「田中で締めて大盛り上がりと感動で終わる」
ということには「良かったんじゃないの」と思います。
だけど、なんかモヤモヤとしたものが残ったんですよね。
その正体は星野監督が、
「田中が『行かせてください』って言うものだから…」
と発言したことではっきりとしました。
日本には、やはりそういう精神を
「意気に感じる」(そして止めない)という
DNAがあるんですね。
でも、それは「個人を犠牲にしない」ことが前提です。
つまり「将来を犠牲にしないことが担保されている」
ということ…。
…あれ? これって会社を運営していく上でも
心がけなきゃいけないことですね。
というわけで、今シーズン異次元の野球を見せてくれた
田中投手が、次のステージでどんな活躍をするのか。
注目していきたいと思います。
「お前(つまりオレ)もさっさと小せぇ次のステージに
行けっての!!」
(2013.11.5)
2013.11.1(金)
ある少年の混沌とした記憶
先日亡くなった川上哲治さん。
私の「ナマ川上」の記憶は、V9の最後あたりだけで、
選手時代のものではありません。
強烈な印象として残っているのは、
やはりアニメ「巨人の星」の川上監督です。
飛雄馬が家の壁の小さな穴から、
外の木をめがけてボールを投げる。
監督は、それを打ち返して穴を通して飛雄馬に戻す。
それを見て「監督すげ~」って思った記憶があります。
(飛雄馬目線だから、監督に対して「すげ~」となる)
こうして、アニメと現実の区別がつかなくなって、
「リアル川上監督」が尊敬の対象となったという
私と同年代の方も多いと思います。
(ある意味「竜馬がゆく」の坂本竜馬とリアル龍馬を
混同しちゃってる人たちと同じかも)
もちろん、彼の残した業績は燦然と輝くものです。
現役でも超一流でしたが、監督時代に残したものは、
現在の日本野球のひとつの源流ですから…。
ご冥福をお祈りします
…ところで…、
アニメ「巨人の星」の飛雄馬ですが、
左腕が壊れて一徹に背負われたあと、しばらくして
「親子3人で野球用品のお店を開いて繁盛した」
というはっきりとしたラストシーンの記憶があったのに、
再放送を見てもそんな場面が全然出てこないので
びっくりしたという思い出があります…。
いったいあの記憶はなんだったんでしょうね…?
(つまり「アニメと空想の区別もつかなかった」ってこと)
(2013.11.1)